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#2 エノログとは
特にそこまでとる必要性を感じていないソムリエの資格の試験勉強をしています。地名とか覚えるのきつくなったので逃げてきました。醸造法とかその他の酒類とかは結構わかるけど世界のワイン産地とかその歴史を覚えるのがしんどいですね。その土地のワインとか飲みながらやれば覚えられそうな気がしなくもないですけど経済的に無理なんでおとなしく勉強します。私がなぜソムリエとろうとしているか、それは名刺に書けるからです。なんかかっこいいじゃん。まあ醸造をしているうえでとっておくべきなのは「エノログ」という資格です。この「エノログ」はあまり聞いたことのないものだと思います。今回は「ソムリエ」と「エノログ」の違いについて書いていきます。
まずは「ソムリエ」から。
こっちのほうが聞きなじみのあるのある言葉だと思います。ソムリエとは、レストランやホテルでワインの仕入れ・品質管理・サービスを行う専門職のことです。主にお客様のワイン選びをサポートし、食事に合うようにワインを提供します。
この資格をとるには下記のいずれかの職務を通算3年以上経験し、第一次試験日においても従事していなければなりません。
・お酒を提供する飲食サービス
・アルコール飲料の仕入れ、管理、酒類製造、その他流通
・アルコール飲料を取り扱うコンサルタント業務
次に「エノログ」とは…
ワイン醸造技術管理士といってワインの製造・熟成・貯蔵に関する科学的・技術的知識に熟知している専門家のことです。ヨーロッパでは薬剤師などと同様の国家資格として認められています。
日本にはエノログに相当する国家資格がないため、一般社団法人葡萄酒技研会エノログ部会で、国際エノログ連盟の規定に基づき工業高等専門学校、大学、大学院でワイン醸造に関連する科学及び技術の知識を修得し、3年以上の実務経験を持つ一般社団法人葡萄酒技術研究会会員で、エノログ部会長によりエノログとしての資質を満たし適格であると認められた者をワイン醸造技術管理士(エノログ)として認定しています。
とまあこんな感じです。日本では「エノログ」の認知度がまだまだ低いのでこれからいろんな方に知ってもらえたらなーって思います。
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