感情を手放して、感情を扱う。
こんにちは
ちなつです。
この記事は、「感情との付き合い方」について書いています。
私が理想とする感情との付き合い方は、
感情を手放して溺れない、そして感情を選び鮮明に感じること。
昔は、感情に振り回されることが多くて、自分とも周りとも付き合い方が分かりませんでした。そんな自分から脱皮できた今、私なりの「感情との付き合い方」を言語化しています。
良かったら最後までお付き合いください。
風の時代と感情の関係
今回、感情との付き合い方について考えてみようと思ったのは、noteでこちらの記事を拝見し衝撃を受けたからでした。
作家の石川真理子さんの記事です。
石川真理子さんの紡ぐ言葉がとても好きで、書籍や記事を拝見しています。
石川さんの言葉に背中を押してもらったり、姿勢を正すきっかけをもらいます。
タイトルが目を引くこちらの記事では、風の時代を生きる日本人に対して警鐘をならしてくれています。
以下は記事の簡単な概略。
風の時代はEQが求められる。
私たち日本人にとって、厳しい時代になるけど気が付いていますか?
風の時代を生き抜くための感情との付き合い方
風の時代は心の時代。
1人1人が素直に心のままに生きる時代。
そんな風に表現されることの多い、風の時代。
なんとなく「優しい時代」という印象の表現が多いように感じます。
でもそれは、自分で自分の心・感情を扱うことができる人にとっては生きやすい時代だよということなのかもしれません。
では、感情を扱うとはどういうことでしょうか。
感情を扱うとは、感情を手放して溺れない、そして感情を選び鮮明に感じること。
感情を手放して溺れない
感情を選び鮮明に感じる
に分けて書いていきます。
1.感情を手放して溺れない
感情に溺れるというのは、どんな状況でしょうか。
例えば「悲しい」という感情に溺れる。
ある出来事があって、とてもショックで悲しい。涙が止まらなくて何を見ても悲しくて悲しくて。
「私」と「悲しい」が一体化して、「私=悲しい」になっているような状態が、「悲しいという感情に溺れる」ということ。
では、感情を手放すとは。
感情と一体化して、溺れている自分から一段目線を上げるて自分を見ること。
自分を客観的に、上から俯瞰しているように、
「私は今、悲しいと感じているんだな」と捉えること。
こうすると、「私=悲しい」から抜け出て、「悲しい」から主導権を「私」に取り戻すことができます。
2.感情を選び鮮明に感じること
感情の主導権を自分に取り戻した後は、感じたい感情を自分で選び、
鮮明に感じる。
私がこの感情を感じたいから選んでいる。
その感情は、体のどこで感じているのか、
感情に色があるとしたらどんな色がついているのか、
重さがあるとしたら、どれくらいの重さなのか、
形は?手触りは?温度は?
感情を丁寧に観察して味わうことで、自分で選んだ感情を鮮明に感じることができます。
感じきることができたら、手放すのも簡単です。
持っていたい感情は大切に、今はもういいかなと思う感情は感謝とともに手放す。
以上が、私なりの感情との付き合い方、
「感情を手放して溺れない、そして感情を選び鮮明に感じる」です。
感情を味方に、彩に、武器にしていく
私たちは、1日の中でいくつもの感情を感じて忘れていきます。
全部覚えておくのは至難の業。
感情を感じるたびに、感情の色や形や重さやetc…と考えていたら、それだけで1日が終わってしまいますね。
でも、「この感情を逃したくない」というときには大切に扱いたい。
そして、時には感情に溺れてヒタヒタに浸ってみるのも人生の彩の一部になる。
感情の付き合い方を知る。
それは感情を味方に彩に、そして風の時代を生き抜く武器にするために必要なこと、そんな風に思っています。
今日はどんな感情を感じますか?
最後まで読んでくださってありがとうございます。