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「ときめき感度」がアップして、素敵なアクセサリー収納ができました

こんまり流片づけコンサルタント養成講座修了生です。

こんまり流片づけとは、モノとしっかり向き合って「ときめき」でモノを選んでいく片づけ法です。

私はコンサルタント見習いなので、モニターさんのお宅で片づけのサポートをさせていただいています。

今日は、洋服の片づけをしたことでモニターさんの「ときめき感度」がググッと上がって、おひとりで素敵なアクセサリー収納をされたという話です。

まず、洋服の片づけをしていく中で、モニターさんの「ときめき感度」がアップした過程をお伝えします。
そのあとでモニターさん自身がされたアクセサリー収納をご紹介します。

モニターさんは50代の女性です。
アジアンテイストが少し加わった和モダンなお部屋に洋服タンスがありました。
「着るモノと着ないモノに分けることはできるんだけど、着るモノをどうやって片づけるのか、着ないモノをどうやって処分したらいいのか分からない」と、おっしゃっていました。

片づけが終わった洋服タンスのビフォーアフターです。

afterはときめきの収納

beforeは、タンスの地板に洋服を置かれていたので、ワンピースの裾が曲がってしまったり、洋服カバーだけがハンガーにかけられていました。

afterでは、右側に色が薄くて揺らすとヒラヒラする洋服をかけ、左にいくにつれ、色が濃くなるように収納しました。
地板には、お気に入りの白いストールや赤いバッグを「飾るように」収納しました。

この収納ができるまでに4段階の工程がありました。

1段階目
ときめく洋服だけを選んで、ハンガーにかけて収納しました。
ときめく洋服だけのはずなのに、洋服タンスの中が黒~紺色系の洋服だけだったので、ときめき感ゼロでした。
私もモニターさんも「・・・」という感じでした。

この写真はイメージです

2段階目
洋服タンスに色物を足したいと思いました。タンスの引き出しに入っていた薄手のトップス(ピンク・薄い黄色など)をハンガーにかけてみました。
少し色が入っただけで見違えるように明るくなりました。
ときめきがアップしました。

色物で明るい雰囲気に


3段階目
ときめきが少しアップしたところで、たたみかけるように、地板に綺麗な色のスカーフを数枚、置いてみました。スカーフの柄が見えるように 少しずらしながら置きました。
下方からの明るさが追加され、ときめきがさらにアップしました。

写真が暗くてすみません。色物スカーフ追加です


4段階目
ここで、モニターさんのときめき感度のスイッチがMAXで入りました。

モニターさんは、
「小さい頃にお父さんからもらったバッグも置きたい」
「お気に入りの白いストールも置きたい」
「帽子も置いたら、もっといいかも」
と、立て続けに言われたのです。

モニターさんのお父様は20年以上前に亡くなられています。モニターさんにとって赤いバッグはとても大切な物なのです。(before写真にもあります)

洋服タンスのなかで、お父様からもらったバッグの赤色がすごく映えました。
お父様のバッグを中心にして洋服があるようにも見えました。

もう一度、最終形のbefore-afterです。

お父さんのバッグは、実際はもっと綺麗な赤色です


洋服タンス下段の洋服も片づけました。

もう一段の引き出しにはセーターを収納

洋服タンス一棹に全ての洋服が収納でき、自分が持っている洋服がひと目で分かるようになりました。今日着る洋服も選びやすくなりました。

片づけが終わった時に、私はモニターさんに宿題をだしました。
「靴下・下着・アクセサリーの片づけをして、ときめくように収納してみてください。」
「アクセサリーは箱に入れたままだと、開けないし使わなくなってしまうので、見える収納にするといいですね」と、それだけ伝えました。
(アクセサリーは「衣類」ではなく「小物」の片づけで行うことになっているのですが、モニターさんとアクセサリーの話をしたので、宿題にしてしまいました。ちょっと反省。)

2日後、予想外に早く、モニターさんから片づけが終わった写真が送られてきました。

下着の写真はお見せできなので、アクセサリーの写真だけ紹介します

アクセサリー収納について、モニターさんに工夫した点をお聞きしました。

「誰に見せるわけでもないけど、洋服と同じでひと目でラインナップが分かるように工夫しました。
そうなると、引き出しを開けた時のときめきを上げるために、映えるように、アクセサリーの下に布を敷きたいと思いました。
洋服整理の時に見つかった、使用していなかった20年くらい前のタイシルクのクッションカバーがピッタリと思ったわけです。
グリーンとシルクの光沢にビビッときました。」
とのことでした。

シルクの光沢感で高級感があります

モニターさんの言葉からも ときめきで収納された様子が伝わってきました。
片づけが苦手なモニターさんがこんなに素敵にアクセサリーを収納されたことにとても驚き、嬉しく思いました。

選びやすく、全てのアクセサリーを使いたくなるような収納です。
パールのネックレスの中にパールのイヤリングを置くって、素敵な発想ですよね。

この片づけのあと、ネックレスを少しだけ、隣の引き出しに移動させたそうです。ネックレス置き場にゆとりを持たせるように、あえての隙間を作るように再収納されたそうです。
ときめき感度は今も上昇傾向のようです。

私は、モニターさんの始めの言葉、「誰に見せるわけでもないけど」というところにトキメキました。

誰に見せるわけでもないけど、自分しか見ないんだけど・・・
自分しか見ないところだけど・・・
自分のときめき感度を信じて、ときめくモノを整えていくって、とても素敵なことだと思いました。

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