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【栄養学】フルーツの誤解を解く!
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青果売り場に行くと季節の移り変わりを感じることができます。そろそろ秋が旬の果物を見かけるようになってきました。
りんご、なし、ブドウ、柿、みかん、etc.
1年中手に入る果物も多いですが、やはり旬のものが一番です。
果物は地球上で最も栄養価の高い食品のひとつ!
果物は糖が多いという理由で控えている方はいませんか?
果物には多くの健康上の利点があるという証拠が着実に増えているため、果物の摂取を控えることは、これまで認識されていたよりもずっと健康を害する可能性があるのです。
今回は一般的に敬遠されがちな果物の誤解を解いていきます。
また血糖値が高めの方や糖尿病治療中の方の果物摂取についても探っていきます。
さらに果物を大量に食べる食事法についても見ていきましょう。
果物は最高の自然食品
果物に含まれる果糖(フルクトース)は、精製された砂糖や高果糖コーンシロップのように、血糖値スパイク、肥満などの心配はないと考えられています。
ほとんどの果物は低GI値(血糖値を急激に上げない)で、炭水化物、タンパク質、少量の脂質が含まれていて、食物繊維、ポリフェノール、抗酸化物質、抗炎症物質などが豊富です。果物は自然が私たちの健康のために与えてくれた素晴らしい植物なのです。
また、果物に含まれる炭水化物は消化がたやすく、すばやくグルコース(ブドウ糖)に分解されて体と脳の燃料になります。特に脳は体内のブドウ糖の50%を使用するため、脳の機能維持のために重要です。
具体的にどのような健康上の利点があるのかを、2018年に発表された国際科学雑誌『ニュートリエンツ』の包括的レビューより見ていきましょう。
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