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【栄養学】レタスは栄養価が低いですか?


突然ですが、皆さんに質問です。
地球上でいちばん体によい食べ物は何だと思いますか?
その答えは緑色の葉物野菜です。マイケル・グレガー博士によると緑色の葉物野菜は1キロカロリー当たりの栄養価がもっとも高いそうです。

それでは次に、緑色の葉物野菜の中でもっとも体によいものは何でしょう? ホールフード・プラントベース栄養学のエキスパートたちは、ケールや小松菜、チンゲンサイなどのアブラナ科の野菜を一番に挙げるでしょう。
アブラナ科の野菜に含まれるスルフォラファン(イソチオシアネートの一種)は抗がん作用をはじめ、多くの健康上の利点がある成分で、ほぼアブラナ科の野菜のみに含まれているからです。
そのため近年はアブラナ科の野菜が注目されています。

では、同様に緑色の葉物野菜であるレタスはどうでしょうか? 
一般的には、レタスはほとんどが水分で栄養価が低い野菜であるとして過小評価されているようですが、本当でしょうか?
会員ブログ『長寿で元気でいる秘訣』では、ファーマン博士が「レタスは健康食品で、カルシウムを含む全ての栄養素が豊富。さらにレタスに含まれるスルホキノボースと呼ばれる単糖は腸内の善玉菌を増やす」と述べるインタビューをお伝えしました。

そこで今回はレタスの真実を調べてみました。レタスの健康効果や食べ方について詳しく見ていきます。これを読むと今日の夕飯にはレタスをたっぷり食べたくなるでしょう!

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