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【栄養学】「幸せな食事」食べ物で体を癒す①


先日行われた勉強会「幸せな食事」の内容をまとめました。
盛りだくさんの内容ですので、4回に分けてご紹介いたします。

勉強会では人生全般の健康についてザっと通してみていきました。次回の勉強会からはテーマを絞って詳しく探っていきます。
当日の内容に補足した箇所もありますので、参加された方もぜひご一読ください。

概要:
私たちがプラントベースの食事が必要な理由
➢食の歴史
➢野生の植物の特徴
➢全ての人に効果がある食べ物はある?
➢様々なダイエット・どのダイエットが健康的?
➢栄養の役割
➢食事に植物を増やすことのメリット
➢彩り豊かな野菜を食べる
➢動物食品の大きな問題点

食の歴史
私たちは何千年もの間、自然食品のある未開拓の環境で、自然に近い生活を送り、野生の野菜や根のモノ、ナッツ、シード、果物、ハーブ、狩猟した少量の野生動物を食べて進化してきました。

私たちが食べるものは全て毒素がなく美しい自然のもので、それが私たちの繁栄に役立ってきました。

ところが過去50~100年の間に私たちの環境は大きく変化し、自然のつながりや病気になった時に癒すための植物とのつながりを失ってしまいました。

野生の植物の特徴
野生の植物にはカルシウムが多く、一般的な栽培種の植物とはミネラルのバランスが異なります。一般的な栽培種の植物はカリウム、リン、マグネシウムが異常に多いのです。
もちろんカリウムやマグネシウムは重要なミネラルですから、多くてもいいのですが、そのバランスも治癒効果に関連があるのかもしれません。

食べ物には病気を促進する食べ物、病気にならない食べ物、病気を癒す食べ物があります。

よもぎ、たんぽぽ、イタドリ、海藻あるいはハーブ(タイム、セージ、パセリ、バジルなど)の野生の植物や自然栽培の植物などを含めながら、病気を癒す植物とつながりましょう。

全ての人に効果がある唯一の正しい食事法はありません。
私たちの代謝は人類としての類似点があり、祖先が繁栄してきた食べ物が合う可能性はありますが、人それぞれ生物学的個性があります。

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