![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45878194/rectangle_large_type_2_4f81a75958d764dee2f0648373fbca4d.jpg?width=1200)
愛媛新聞 季のうた 2021.2.8
土肥あき子氏が愛媛新聞の「季のうた」で拙句をご鑑賞くださいました。
ゆくりなくひとなつかしき針供養 里美『森の螢』
針供養は、使い古した針を、神前の豆腐に刺して供養し、裁縫の技芸の上達を願う行事。
この句を詠んだときは、新型コロナウイルスの2020年の緊急事態宣言発令の直前の頃でした。
針供養の俳句をつくろうと、荏柄天神社へ出かけると、俳句仲間にばったり。晴れやかな仲間の笑顔は、まさに春のあかるさでした。
境内では、なつかしい方との出会いも。近況や思い出話に花が咲きました。
神前には、紅白の梅もひらき、うっとりとした日から、もう一年。
境内には、今年の梅の花が何事もなかったように、ふくよかな香りを放っているでしょう。
☆
☆
☆