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【父島アクティビティ④】戦跡ツアー編
今回も父島アクティビティをご紹介しますよ〜!
第4弾となった今回は「戦跡ツアー半日コース」の参加レポをお届けいたします!
戦後70年経った今も”戦争の跡”が島内の至る所に残っているのは、
日本全国広しといえど小笠原だけではないでしょうか。
せっかくはるばる24時間かけて小笠原に来たなら、戦跡ツアーもおさえちゃいましょう!
それでは、ツアーの流れはこちら↓
今回はおがさわら丸の出港日、乗船前の午前半日ツアーに参加したので、
朝に宿泊先まで車で迎えに来ていただきました。早速「夜明山」へ向けて出発!
※現地出港日にツアーへ参加する場合は、事前に宿にツアー参加の旨を伝えてチェックアウト後の荷物の受け取り方法を確認して参加しましょう!
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初寝浦展望台の看板が見えますね。
この夜明道路沿いに夜明山への入り口が脇道にありますが、現地ガイドの同行が必須の場所なので許可なく入ることは出来ません。
早速入山していきます。
初めは整備された道を歩きますが、すぐに固有種オガサワラビロウが生い茂る土肌が見えるを森の中へ進路を変えます。
少し歩くとほどなくして、洞窟が見えてきました。
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洞窟の中に身をひそめるかのように佇む、小さな山砲が現れました。
近づいてみます。
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年月を経て錆びてはいますが、砲身もしっかり残っています。
コンパクトタイプなので歩兵さんが動かして使用するタイプとのこと。米軍が上陸してきた際に接近戦で使用予定だったようですね。
最初の洞窟を後にして更に散策を続けると、足元に転がっているのは…
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ヤマサ醤油の一升瓶まで
旧日本軍が残していった食器や一升瓶まで残っていました。
この夜明山陣地で生活していた形跡が残ります。
そして、まだまだ進んでいきますよー
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円形の砲台の跡地は周辺に3箇所ありました。
砲台が見当たらない…
砲台は別の場所に格納されているんですね。
近くの洞窟を探します。
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洞窟の中は真っ暗なので、懐中電灯をお借りして灯りをあてながら進んでいきます。
なんだかワクワクしますね。
すると現れたのは…
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(はちはちしきしちななせんちやせんこしゃほう)
第二次世界大戦中に、対空襲戦に備えた配備されていたものです。7センチは口径の数字ですね。もともとのグリーンカラーの塗装も少し見えています。
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周りは岩場ですが、セメントでしっかり形作られています。
この洞窟形成に掘削をし、高射砲を複数人で運んできたのだろうな、そんな想像をしながらガイドさんの説明に耳を傾けます。
洞窟を後にし、
木々の隙間から岩場を登っていくと、突如絶景が広がりました。
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手前には境浦海岸、左右に扇浦海岸、大村海岸と大パノラマが広がります。
戦時中もこの景色に癒された人もいたのではないかなと思います。
実は他にも夜明山にはまだ沢山の見所がありますが、ここでは一部だけに留めておきます。
実際にこの地に来て、自分の目で見て感じることはとても大切なことです。
戦争を知らない世代でも、
ツアーを通して過去の戦争、現代の戦争についてを考える時間になればと思います。
それでは、また次回のnoteでお会いしましょう〜!