ストーカー気味のゲーム友達(♀)に好かれすぎて犯された話#1
主人公
オンラインネーム na_yuki
呼び名 なーちゃん、ゆきちゃん、ゆきくん。
オンラインネームを決めるときになにも思いつかなかったので、結果本名からもじることにしたらしい。いろいろ呼び名があるのは人によって呼ばれ方が違うせい
ヒロイン
オンラインネーム nonotan
呼び名 乃々ちゃん、のーちゃん
こちらも本名からもじった模様。ゆき以外からはのーちゃんと言われている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「なーちゃん?寝ちゃったー?」
ボイスチャットの声で目が覚めた。
(そうだ...僕はゲームをしていて...あんまり覚えてないな....)
どうやらゲーム中に寝てしまったらしい...
僕のオンラインネームが頻りに呼ばれる
「おーい!なーちゃんー!!」
「ごめん、ちょっと寝ちゃった...んっ」
背伸びしたら自然と声が漏れる
「なんでゲームの途中で寝るの!」
どうやら怒ってるみたい....
「ごめんね、今日学校だったからちょっと疲れちゃってたみたい....」
素直にありのままを伝える。
「今日はちょっと落ちようかなー、眠いし」
「ええー!まだ12時回ったばっかりだよー!?これからじゃん!」
「ごめんね、明日休みだから明日やろう?」
「仕方ないなぁー、約束だよ?」
「はいはい」
割と軽めに受け答えする、いつもどおりの会話。
「じゃあ落ちるね、お疲れ」
「じゃあねー!」
通話が切れる。
この瞬間毎度の事ながら少し悲しみを覚える。
まあ落ちるって言ったのは僕なんだけどねー。
(...寝るかー)
寝っ転がり寝ようとした瞬間にケータイから通知音が鳴る。
00:18 乃々: 明日は何時からやる??
彼女からのラインだった
別にそんな細かく決めなくてもいいが10時頃じゃない?と返信を返しておく。
00:19 乃々: 絶対だからね!
もう一年くらいの付き合いだけど、彼女のちょっとした強引さがまだ慣れない。
そのまま疲れていたのでお気に入りの音楽を流しながら意識を手放した。
土曜日。
結局疲れてはいたけどあんまり眠りが良くなかったせいか長々と寝てしまった。
「んぁ....いま何時だろ」
「げっ...10:21分...」
スマホには8件のLINE通知が入っていた。
まあ誰だか大体予想できるけど...
9:48 乃々: おーい(゜Д゜)ノ
9:48 乃々: 起きたぁ?
9:53 乃々: おーーーーーーーーい!
9:54 乃々: 不在着信
9:55 乃々: 不在着信
9:55 乃々: 不在着信
9:57 乃々: 不在着信
10:02 乃々: 不在着信
うわぁ....
第一にそれしか出てこなかった。
これは怒ってるんだろうなぁ...
10:22 yuki: ごめん今起きた
すぐに既読がつく
10:22 乃々: おっそおいいいいヽ(`Д´)ノ
10:22 yuki: ごめんて汗
するといつもの通話アプリから着信音が鳴り響く
「はや...起きたばっかりなのになぁ...」
ベットからまだ重い体を鞭打って起こし、パソコンに向かい合う。
「10時って言ったじゃん!20分遅れだよ!」
やはりお怒りの様子。
「ごめんね、あんまり眠れなかったんだよ」
「まあいいけどさぁー...んで、今日何やる??」
んーどうしよっかな...あれ?そういえば...
「みこちゃんたちは?今日も一緒にやらないの?」
元は5人でパーティーを組んでわいわいやっていたのだけど最近一緒にやってくれない...
みんなでわいわいしてたほうが楽しいんだけどな...。
「しらなーい、いいじゃん別に!二人で!」
まあ、仕方ないか。
人それぞれ都合があるし
「わかったよ...」
正直、彼女は少し強引で疲れるところがある。
だからといって嫌いではない。
むしろ好きな方だろうな。
お互い、ビデオ通話したことあって容姿は分かり合ってる。
実際、すごく可愛い。僕好みの子ではある。
性格はあれだけど...。
「じゃあ、やりますかー」
そうしていつもの日常がまた始まる。
崩れることはないと思っていた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?