お局に泣かされた日

私の現在の仕事はパン屋で
働き始めてやっと三週間経ったくらいの新人だがもう既に「この人苦手だな」と思う人がいる。

それはお局だ。

そのお局は50代後半〜60代前半くらいの常にムスッとした女性で、今の職場に長いこと在籍していて仕事は出来るものの、指示や説明の仕方が壊滅的に下手のようで「アレ」だの「コレ」だの「ソレ」だの「あっち」だの「そっち」だの主語を言わずに指示後を連呼するのでお局の言う「アレ」や「ソレ」等が何を指しているのかさっぱり分からない。

私が「すみません、アレとはなんのことでしょうか？」とSiriのように聞き直すとお局は鬼のような形相で強く眉間に皺を寄せて声を荒げてくるので思わず心がキュッ…と萎縮してしまう。

お局の叱り方は"相手の為に叱る"というよりはその時の感情で怒ってくるように感じてしまう。

注意や指摘される分にはいいものの、理不尽なことを言ってきたりいちいち嫌味な感じで言ってきたりするので仕事に対するモチベーションやメンタルなんかがゴリッゴリに削られてしまうのだ。

先週の忙しい日なんかはお局の機嫌が特に悪く、何かと人前で怒鳴られるので仕事が終わった後一人になった瞬間に涙がぽろぽろと出てしまった。

これは余談だが、今まで色んな職場を経験してきて感じたのがお局は共通して顔立ちが似ていたので
「性格は人相に出る」というのは強ち間違いではないように思える。
揃いも揃っていつも不機嫌で笑うこともなければ、人より口元がへの字に曲がっていて不貞腐れた顔してる。
きっと心が満たされない人生でも送ってるからそうなるんだろうな。
反面教師にしようと思います。

愚痴を吐いてしまったけど今の職場にはちゃんと優しい人もいるし、まだ何とか頑張れる。

心が折れない限りは負けてたまるか。

ではまた！