”自分のことが一番信じられない”というあなたへ。
こんにちは、いつも感覚だけで生きている感覚人間のナサニエルです。
それでは本日も語っていきましょう、100%スピリチュアル伝説。
唐突ですが、あなたはこれまでの人生で自信を持ったことがありますでしょうか。
「ナサニエルよ、またバカバカしい質問してきな」と、どうか呆れないでください。
ちなみに、私は31歳になるまで自信を持ったことがありませんでした。自信の持ち方すら知りませんでした。
ソレハ ドコヘイケバ モラエマスカ? ソレハ オカネデ カエマスカ? ソレハ ワタシモ モツコトガ デキマスカ?
「自信を持つ」ということが、どういうことなのか分からなさすぎてヒヨコが私の頭の周りをピヨピヨ歩いている状態です。
頭ではなんとなく理解できていても、それまで一度も「自信」を持ったことが無かったので、イメージすら出来ません。
1.自信を持ったら見える世界は変わりますか?
「自信」という言葉を聞くとモヤモヤしていた私ですが、逆に「不安」という言葉を聞くとホッとしていました。
「自信」の反対語は「危惧」「劣等感」ということなので、「不安」という言葉はその反対語には該当しませんが、これまで常に心に「不安」を抱えて生きてきたので、それに関しては明確にその状況が理解でき、その世界も容易にイメージできます。
あまりにも私が不安がっているので周りからは、
いつも不安そうな人 = ふあんそわーず
という素敵なニックネームで呼ばれていました。
なので、私にとって「不安を抱く」ということは馴染んでいて、心地がよくて、朝飯前なことだったのです。
不安を抱くことに関してならたくさんアドバイスできると思います。
なんなら不安を持つことに関しては自信があります!(ソレを言ってしまうと元も子もないっス。)
っとまあ冗談はさておき、どの本でも、どのセミナーでも、どの著名人でも、
「もっと心に不安を抱きましょう♪」
とススメる人は誰一人いません。
2.なぜ自信を持ちたいと思ったのか。
30歳の時に結婚しました。
夫は学生の時は勉強しかしなかったというガリ勉さん。「キテレツ大百科」でいうところの勉三さんタイプ。遊ぶことはさながら、人とのコミュニケーションを円滑にとることもあまり得意ではないように見受けました。
学生時代に沢山勉強を頑張ったお陰で頭の良い大学に入り、就職も苦労せず、人生において敗北や挫折を味わったことが無いと豪語しています。
運動神経も悪くはなく、いわゆるなんでもトップをとるような優等生タイプだったようです。
職場では失敗が少なく、なんでもソツなくこなしているそうです。
節約家で貯金が趣味なので人生でお金に困ったこともありません。
それはとても立派なことだと思います。
ただそれを聞いて心から素晴らしいと思えない自分がいました。
なぜなら、大切なものが欠けていると感じたからです。
その大切なものとは、
出来ない人の気持ちが全くわからない
ことでした。
要は会話の節々で人を見下すような部分があるのです。
「あの上司は馬鹿で無能だから仕事も遅い」と発言したり、子供がいない当時、不妊治療&専業主婦をしていた私に対して「居候」とか「ニート」とか平気で言ってしまうのです。
沢山大喧嘩もしました。
きっと本人もストレスが溜まっていた上での発言だと受け流していましたが、正直深く傷ついていました。
あ、口は悪いけども良い面もあるんですよ、と一応フォローも入れておきましょう(笑)
でもねえ、私だってそんな夫と一緒に生活していたらモヤモヤしてしまいます。そのモヤモヤを晴らすために、変わろうと決意したのが31歳の時でした。
心療内科にも通いましたが、結果的に自分で模索するのが一番早い方法で、本を読んだり、人の話しを聞いたりしてまず自分を変えるには自信を持つことだと気づきました。
そして副産物で、夫は自信家だと思っていたけども、実はその真逆で自信の無さから、相手の優位に立ちたく暴言を吐いていたんだな、ということに気づくこともできました。
小さなプライドで必死に虚勢を張っていたのでしょう。
そう思えば可愛く見えるもんです。(見えないか)
3.自信の持ち方
まず前提として「自信」の定義について確認しておきましょう。
googleで「自信とは」というキーワードで検索してみたところ、トップに出てきたのは、
自分の価値・能力を信ずること。自己を信頼する心。
ということでした。
なるほど。でもその自分の価値だの、能力ってのがイマイチはっきりしてないんですが。輪郭がボヤけていて視界も定まらない感じです。
そして私の周りの先輩方からよく言われていたのは、
「自信」とは、自分を信じる気持ちだよ。
うん、言ってることなんとなーく分かる。分かるんだけども、、、
そもそも自分が一番信じられないんだよなあ・・・。
ま、その辺はおいておいて、模索した中で見つけた私なりの答えはこうでした。
4.自信の持っている人がやっている5つのシンプルな行動
1.新しいことにチャレンジする。
私がやってみたことを例にあげると、ジョギング、ヨガ、バレエ、楽器、茶道、華道、セミナー受講、習字教室、座禅、写経、ボランティア活動、キャンプ、登山、ライター活動、メイク講座、イベント企画などなど。
やってみるのと、やってみないのとではだいぶ違います。
2.知らない場所を訪れる。
近所でも行ったことのない地、たくさんあります。世界遺産めぐりなんてのもいいですね。パワースポットめぐりや神社仏閣巡りもやってみたいです。温泉も制覇したいし、カフェめぐりもやりたいです。
3.新しい人と会う。
最近はマッチングアプリなんかもありますね。異性とは限らず、同性との出会いも大事にしたいものです。魅力的な人に沢山出会い刺激をもらいたいです。講演会や、コンサートで有名人に会いに行くのもありだと思います。
4.読書をする。
活字が苦手な方でも、最近は音声で聴けるものありますね。個人的価値観ですが、他人の読書をしている姿がとても美しく魅力的に映っています。
5.勉強をする。
どんな分野でも構いませんが、勉強している人はやはり知識や教養が豊富で会話していて楽しいです。
5.真に自信がある人が持ってる6つのメンタル
1.まわりに宣言せずに密かにレベルアップのための努力をしている。まわりに宣言すると、自分の押し売りとなり評価が下がることを知っているため。
2.全ての人に愛されよう、認められようとは思っていない。そんなの無理だと知っている。
3.自慢話しをしない。相手に自分のことを認めてもらおうと必死にペラペラとしゃべる必要がないことを知っている。
4.人の話をよく聞く。相手の話しに興味を持ち、そこからもっと学ぶ姿勢の大切さを知っている。
5.自分が良い行いや仕事をしても、自分さえその事実をわかっていればOK.他人に知ってもらう必要はないことを知っている。
6.わざわざ自分の存在をアピールしたり売り込んだり、脚光を浴びたりしようとは考えない。スポットライトは自分より相手に向けた方が喜びを感じる。
6.ついに自信を持つことができた私、そこから見えた景色は。
結果的に、私はこれらを実践し経験を積んで自信を得ることができました。
それも夫が反面教師になってくれたお陰です。
結婚当時は夫の、無意識に人を見下してしまう性格が嫌いで離婚の文字が頭をかすめていましたが、夫婦とはお互いに役割があり、学びのエッセンスが凝縮している教科書のような存在でもあると今は思っています。
昔より良い関係となっています。
結局自信を持つということは、自分を深く知ることなのかなと感じています。
だいぶ生きるのが楽になりました。
ついに自信を手に入れた私、そこから見えた景色はクリアな視界が広がり、時々輝いて見えたり、感動したり、感謝の気持ちが溢れたりするとても美しい世界でした。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
またお会いできるのを楽しみにしています。
ナサニエル