赤目金線テトラ
お気に入りの赤目金線テトラを紹介する。
同定
混じりカラシンなので名前がわからないが、調べるとヘミグラムス・ベロッティに似ている。
ヘミグラムス・ベロッティ(英語名:Dash dot Tetra)
学名:Hemigrammus bellottii (Steindachner, 1882)
記載論文のキャプチャ。ドイツ語だった。
赤枠部分が当該種。当時は現在の学名と異なる名だったようだ。
the following 13 external body parts were selected for measurement and counting:1) body length (B.L.), 2) body height (B.H.), 3) head length (H.L.), 4) snout length (S.L.), 5) eye diameter (E.D.), 6) number of dorsal fin rays, 7) number of anal fin rays, 8) number of pectoral fin rays, 9) number of pored scales on the lateral line (L.1.), 10) number of scales in oblique series, counted from the origin of dorsal fin as well as the number of scales from the origin of anal fin to lateral line (l.tr.), 11) number of gill rakers, counted on the upper and lower gill arch of the left side, the gill raker on the j oint of the upper and lower gill arches included in the count of the latter, 12) number of rows of cheek scales, counted from the lower edge of the eye to the posterior edge of the preoperculum, 13) number of canines on the upper and lower jaws.
生息地
コロンビア・ブラジルなど
食性
一般的なテトラと食性は変わらず、熱帯魚用の人工飼料で問題なく育つ。
下記をメインの餌として与えている。
FLY MIX 熱帯魚用(小粒) コトブキ
PEACE WAVE 細粒 AT&M
乾燥赤虫 キョーリン
食性について面白い論文を見つけたので紹介したい。
自然界では、高水位期(雨季)と低水位期(乾季)で食性が変わるようだ。
乾季では水量が減った分、水生無脊椎動物も減り当然に思えるが研究結果として数値を目の当たりにすると魚に対する解像度が上がる。
アリを好むとの記載が個人的には驚きであった。アリには蟻酸が含まれるから魚に与えるのは良くないという意見を昔から聞いていたが今度アリを捕まえてこようかな…
気性・行動
穏やかで混泳は全く問題ない。
中層で留まっていることが多い。
入手先
かねだい横浜店
ペンシルフィッシュの混じりで2匹ゲット(個体A、B)。ペンシルフィッシュの産地は店員さんに確認したが不明のようだった。
かねだい足立店
コロンビアカラシンMIXの中に2匹(個体C、D)入っていた。購入当初は小さく色も出ていなかったが、少し大きくなってきてたぶんベロッティかなと思う。
写真
動画
YouTubeで見つけた動画のリンクを貼っておく。
https://youtu.be/Ub3a1iDG9DA