亜鉛華単軟膏の名前を覚えた話
保育園に入園以来、娘のお尻荒れは頻度激増の一途をたどっている。下痢はそこまで多くないけれど、ひと月の半分くらいは、ひたすら薬を持たせますの用紙を保育園に提出し、おむつ替え毎に亜鉛華単軟膏を先生が塗ってくれている。親でも面倒と感じるくらいなのに、本当にありがたい。しかし、中々お尻の皮膚は中々強くならない。
これは別に保育園が悪い!と言いたい訳ではなく、給食が幼児食になってうまく消化出来なかったり、集団生活のリズムだったり、ストレスだったりと色々な要因があると感じる。
家に2人でいた時は常におむつの内部を窺い、少しでも何か出ていればすぐに変えて。ご飯もなるべく柔らかく加熱したものだけをあげていたけれど、1日の大半を保育園で過ごすとなるとそうはいかない。だからといって荒れ放題、なんなら血が滲むお尻を放置もできない。
4月に入って以降、病院で軟膏を処方してもらう回数は以前の倍になった。1つ2つでは追いつかず、別の用事で行くついでにもらうこともある。
初めてみた時は「亜鉛軟膏?あ、単軟膏?」などと名前を覚える気はあまり無かったが、回数をこなした今は亜鉛華単軟膏と噛まずに言えるようになった。多分漢字も書ける。
根治のための手術を受けてからもうすぐ1年。排便の数は1日3〜5回に落ち着き、カレーや油などの特定の食べ物さえ気をつければ、比較的お腹の調子は良さそうだ。歩き始めて筋力もついたのか、お腹が張って吐くことも無くなった。お尻事情以外はすこぶる健康に育っているのはとても幸せなことだと思う。ほっぺたも赤ちゃんの頃の柔らかさを徐々に失い、幼児らしい硬く張りのある皮膚に変わってきている。
願わくばお尻の皮膚もひとつ大成長を遂げてなるべく早期に軟膏いらずになって欲しい。もしかするとおむつが取れるまで軟膏塗り続けるんじゃなかろうか…という母の懸念をどうか払拭して欲しい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?