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充実してるのに空しい気持ちになる理由を検証して見た
(2017年に書いた日記です、でも今でもたまに思うので)
最近燃え尽き症候群なのか、充実しててもなんとなく満たされていない、幸せなのに空しい気持ちになったりします。
なんでそんな気持ちになるのかこの週末、考えてみました。やり遂げた事もたくさんあるし、本も合間にたくさん読んだ、引っ越しも落ち着いて今からが楽しいはずなのになんか満たされない。
言葉にしてみたらちょっと心の整理がつくかなと思い、日記にしてみたいと思います。
ノマドライフ・自宅勤務なのに何が不満?
私たち夫婦結婚してからもう10回くらい引っ越してますが、コロナの前も年の3割くらいは、どちらも場所を指定せず仕事できるので、お互いの出張について行ったり、私の会社経営は、今のところうまく行っていて、大きな問題もなく。夫婦仲も良くて。立ち止まって見るととっても幸せなのに何がそんなに満たされないのか??
こんないい生活が出来ているのに何がそんなに不満なのかじっくり考えてみたところ。
こんな生活に慣れてしまったんじゃないか?
という答えに辿り着きました。
出張は毎回いいホテルに泊まって、美味しいレストランで接待っていうのが定番のコースだったので楽しかったけど、最初の年のような感動が無く。美味しいレストランよりコンビニのツナマヨおにぎりが食べたいな・・って思う事もしばしば。すごい!とか素敵って感じていた事も慣れて来ちゃってはただの仕事の延長にしか見えなくなって来たのが原因でしょうか。
前は出張とか旅行のプランニングするのも楽しかったのに、「あーまたか、ホテルもレストランもどの国も一緒!選ぶのめんどくさい!」という気持ちが強くなって来ました。
今やっている仕事がお金をもらえなくてもやりたい事か?
結構ズバリとくる問題点がこの仕事が好きか?という点。
好きっちゃ好きなんですけどね。色々と楽しい事もあるし。でもお金がもらえなくてもこの仕事するかと聞かれると迷います。
お金がもらえなくてもやる事、もしくはやっている事ってなんだろうと考えると:
*運動 *映画やテレビシリーズを見る *本を読む *ブログを書く *ジグソーパズル
くらいですかね。趣味が少ない!
自分のやりたいことが見つからない、っていう人は8割・2割の法則を考えるといい、とMark Mansonさんのブログで読んだんですが。日常の8割の幸せは2割のアクテビティから来て居て、(What do you spend 20% of your time doing that gives you 80% of your happiness?)それを判断してその時間を増やすのがいいと。逆を返せば私たちは8割の時間を2割の幸せに費やしているって。
まさに私の場合は仕事時間がそうなのかも!
ちなみにこの80/20の法則をこんなことにも当てはめて考えながら無駄を省くんだとか。
What are the 20% of your possessions you get the most value out of?
Who are the 20% of people you’re close to who make you the happiest?
What are the 20% of the clothes you wear 80% of the time?
What’s the 20% of food you eat 80% of the time?
訳
価値のある所持品の20%が多分あなたの持ち物の80%(8割)を占める
周りにいる人であなたを幸せにする20%の人が多分あなたの幸せの80%
持っている服の中の20%が8割型着ているもの
食べる物の20%が8割型食べているもの
これに基づいてなるべく必要ないものを排除して行くとどんどんいいものだけが残って行くという仕組み。
楽しいことばかりでもダメ:苦しくないと楽しくならない?
運動とかしてて、特に思うのがトレーニングは苦しければ苦しいほどその後の開放感やスッキリ感が強くなります。超頑張ってやった課題の評価がよければ喜びも大きいし、なんの苦労もせずに書いたレポートの評価がよければ「なんだ、ラッキーだったな」くらいにしか感じられません。
同じ仕事をしていると段々と慣れてしまって「よくやった自分!」というよりは「また出来た。でもそれは当たり前」になってしまいます。
自分のcomfort zone(居心地よいエリア)から出る事で最初はuncomfortable(居心地が悪く、未知のゾーン)ても新しい経験が出来たり、何かを成し遂げた経験がまた喜びに変わるんですが、最近の出張や旅行で行く場所も毎回同じ。その国にもルーティーンがあるような場所に行っても「あーまた前と一緒じゃん」っていう気持ち=慣れ+飽きと未知のゾーンに出くわさないから今までみたいにワクワクする事なく、苦しみもないから楽しみも少ないんじゃないかと思います。
と言うことは、80・20の法則の通り、Happyな時間を増やしたからってハッピーになれるかっていったら、やっぱり”苦”がないと”楽”が来ない気がするので仕事の疲れを癒す楽だから映画ばっかり見ててもその現実に慣れちゃってまた飽きちゃうんじゃないかなと思います。
毎日に刺激がない?
今の気持ちを話して見たら「刺激がないから退屈してるんじゃない?」って旦那に言われました。深く掘り下げると刺激はあると思うんですが、起業とか、出張とか、国際結婚とか、昔の「刺激」自体が刺激的じゃなくなって来たのかなって思います。
もう一点は回復する時間が無いから刺激を避ける点。
例えば昔だったらオールで次の日仕事でも大丈夫だったし、週末に休めば回復できたのが子供がいると週末も容赦無く起こされるので万年疲労。その分、遅くなりそうな楽しい事も明日の朝が早いから、とちょっと避け・遠慮してしまったり。今ままでみたいに後先考えず楽しい事をするより守りに入った生活に引け目を感じているのか。
自分なりの結論
自分の会社で仕事もうまく行っている、でもそれに若干飽きと疲労を感じている。
楽すぎて苦がないから楽しさが無くなった。
プライベートもそこそこ充実、だけど刺激ばかりは疲れるので避けている。
興奮状態みたいなのが普通になって来てちょっとしたお出かけの刺激なんかじゃ足りなくなって来てる、むしろその刺激がルーティン化してしまって来たからなんか物足りなくなって来たのか!
この対処法として2種類あると考えました。
1)慣れてしまった現状はともかく、それもそれで良いと捉え、慣れた状態に慣れる。
2)自分のconfort zoneから出るような新しいことに挑戦してまた刺激を求める。
具体的な例として:
瞑想してみる(リラックスできるため)
新しい知識を増やすもの
イタリア語の勉強
仕事で使える会計や市場の勉強
SNS以外の情報・ニュース・音楽・映画・本
ピアノを習う
運動のバラエティを増やす・ジョギング以外にも他のスポーツを始める
新しいジャンルの料理をはじめてみる。
趣味を増やすのが手っ取り早い方法ですかね。成長している時ってすごく生き生き生き出きるので!そして慣れないことをしているとき(苦しい)をして出来るようになる(楽しい)が来るので、それがいいのかな、と思いました!まとまっているようで、あまりまとまっていない日記ですが、最後まで読んで頂きありがとうございます・・。