思考パターン
義理の父と母を病院に連れて行きました
義父が突然
「病院なんか行けない
ワシは臭いから笑われるんじゃ」
!!!
なんか色々喚いてました
ボケが酷くなったのか・・
まあ、それは置いといて
何故そうなったのでしょうか?
病院に連れて行ってる時義母がよく、
「ああ、また歯を磨いてない
髭が伸びてる
またこんなのを着て
私がしないとなんにもできない」
等々、イライラ義父に言ってます
私が見てないところで、もっとあるのでしょう
義母の植えた種はちゃんと育ち、義父のよくわからない恐怖へと成長してました
義母からしてみれば、きちんとした身なりをさせなきゃという、なんてことのない日常会話のひとつなのだろうけど
その言葉たちは義父の思考パターンを新たに作り出すことに成功してました
病院に着いた時には落ち着いていて、そのまま車を降りていきました
そんな風に、なんてことのない些細な日常会話がトラウマを作ることがあります
先日娘に、
「私、歯の位置がおかしいいって言われたのがずーっと気になってちゃんとしなきゃって想ってたんだー」
って話してました
そういえば小さい頃受け口で、下の前歯のほうが上の前歯よりも出ていて
「ウーじゃなくてイーだよって」
言ってました
↑下の歯を前に出してウーってしてました
病院でも
「様子見ましょうね」
程度で、大きくなるにつれ気にならなくなり忘れてたのですが
本人の中では大きな問題だったようです
悪気が無いから、と、言った言葉もその子に取っての傷つきになったりします
そうやって人間の思考パターンは形成されていくのだなあ。