R5年度 筑波大学・生命環境学群・生物学類 編入体験記
2022年の筑波大学・生命環境学群・生物学類の編入試験を受け、合格できました。これから生物学類を受験される方の助けに少しでもなれればと思い、体験記を書かせていただきます。受かったらぜひ飯を奢らせてください。
※ 成績開示が5/1以降に申請できるので、それ以降に結果が出次第それも載せようと思っています(4/23)
→受験結果に追記しました、遅くなってごめんなさい(5/18)
※⚠️情報は筆者が受験したR5年度のものであり、主観的な経験を多く含みます。ご了承ください。
自己紹介(スペック)
出身:八戸高専(マテリアル・バイオ工学コース)
学年順位:いつも20後半をうろちょろ
併願大学:岩手大学 理工学部 生命コース → 不合格
長岡技術科学大学 工学部 生命機能工学課程 → 合格
TOEIC:575点(5月受験)で提出
とてもじゃないが誇れる成績ではないです。こんなんでも受かることもあるよっていう1つの例外として見て頂けると助かります。
なんで生物系に編入しようと思ったか
こんなゴミみたいな成績で言うのは恥ずかしいんですが、勉強自体は好きで大学には最初から行こうと思っていました。
元々、中学生の頃から「意識ってなんだろうとか、この心を作ってる脳ってどんなものなんだろう」みたいな話に興味があり、当時の無知な自分は「マテリアル・バイオ工学コース?なんかバイオって言ってるし、脳のこと勉強できるのかなぁ?」と何も調べず高専に入ってしまったので、大学では「脳科学、神経科学について勉強・研究したい」と考えていました。
「神経科学とか脳科学を勉強したい!」ということを第一目的として大学を調べていくと、それらを学べる学部として、医学系、生物系、情報系、工学系、心理学系など様々な学部があることを改めて知りました。
その中でも自分は、高専での「細胞工学」という授業が面白かったこと、応用研究よりも基礎研究っぽいことに興味があったこと、筑波の医療科学類はガチの論文使った英語の試験で到底太刀打ちできないと思ったことなどがあり、生物系に進もうと考えました。
実際、筑波大学の春のオンライン説明会に参加し、生物学類長と1対1でお話させて頂く機会があり、「医療系だと進路が結構そっちに決まっちゃうけど、分子生物学とか他の生物学も興味あるって言うんなら、色々こっちで勉強してみてそれからどの分野に行くか決めれるからこっちでもいいんじゃない?」みたいなことを言われて、勝手に背中を押され、安易に生物学類に決めました。
わかりやすさのため、めっちゃくちゃ綺麗なストーリーで書いていますが、実際はもっと打算的な理由もたくさんあります。例えば、単純に化学を編入の科目に使いたくなかったとか、数学も苦手だったとか、中学生のとき情熱大陸で見た落合陽一先生に憧れて一瞬メ創行こうとしてたけどやっぱやめたとか、「え?!筑波の生物学類の出題方式やばっ!こんなん運ゲーやん、ワンチャンアルデヒド」と思ったとか色々です。
生物学類の編入における基本情報まとめ
公式から出されていない不確実な情報には「らしい」と付けます。
※ 情報はあくまで自分が受けたR5年度の入試当時のものです。面接については後に書くのでそちらを参照ください。
・募集人数は若干名
・800字の志望理由書を書く必要があり、「生物学を本学で学びたい理由」「自身の人生設計にとって生物学を学ぶことの意義」「入学後に取り組みたいこと」を内容に必ず入れなくてはいけない。
・配点は「TOEIC 200/800 , 生物 200/800 , 面接 400/800」らしい。
※追記:総合点が400点満点だった。配点割合自体は変わらないと考えていいかも?
・TOEICは730点を満点換算にするらしい。
・問題は10問。高校~大学レベルの生物学の用語の説明を記述させるもの。時間は120分。
・解答用紙は2つの用語に対して1枚であり、1つの用語に対して7-8行ぐらいの解答スペースがあった。
・下書き用紙も1枚渡される。
・合格した場合、高専生は2年次編入となる。(高専出身の3年次の先輩もいたから確定ではないが、大体は2年次編入になると思われる)
・会場に時計はない。
・2日目の面接の待機場所ではスマホの電源は切るように言われる。(見返したい内容は紙に書いておくことを強くお勧めします)
受験結果
自分の成績開示を出します。得点率は71.5%でした。
総合点の満点が400点だったので、配点割合が変わらないと考えると「TOEIC 100/400 , 生物 100/400 , 面接 200/400」になるのかなと思います。
面接の点数を単純に引き算して出すと、150.5点で、配点が200点満点と仮定すると75%でした。
また、自分が提出したTOEICが575点で、575 / 730 = 0.78 で結果と合致するので、やはり730点を満点基準にしているのだと思います。
筆記試験、TOEICについて
筆記試験について:
まず、大前提として、満点を狙える試験ではないです。半分は安心していい、多分思ったよりみんなできていないと思います。
春のオンライン説明会で、実際に生物学類長に試験についてちょっとでも情報もらえないかとジャブを打っていたところ、「筑波大学の学生でも半分ぐらいしか答えられないと思うよ」と言われました。
つまり、僕たちは「5~6割を取れれば生物の試験に関しては合格圏」だと思っていいと思う。これは当時の自分にとっては結構大きな希望でした。
TOEICについて:
TOEICに関しては600点が土俵に上がれるかどうかの点数だと思います。
自分は575点で提出しましたが、面接で「TOEICの成績ちょっと低いけど自分でなんかやってることとかある?」と言われました。
しかし、周りの合格した編入生のTOEICを見ると意外と意外とそこまで高くなかったりします。高いに越したことはないが、600点を超えていたらとりあえずそこまで足は引っ張らないと思っていいんじゃないかと自分は思います。
ただ、完全に個人の意見なので鵜呑みにはしてほしくないです。
面接について
面接の基本情報:
※ 情報はあくまで自分が受けたR5年度の入試当時のものです。
・待合室ではスマホの電源を切るように言われた
・面接の部屋は2つだった
・自分が受けた面接では、面接官は4人だった
・約15分間
面接の内容:
聞かれた内容と自分の当時の答えを以下に書いてみます。
※ 読みやすさのために文語で書いてますが、実際はちゃんと敬語です。
(受験直後に書いた報告書の内容のコピペなので結構正確だとは思われる)
Q.志望動機を教えてください
高専で細胞工学という授業を受けて生物学が面白いと感じた。特にDNA修復やオペロンの転写調節が面白いと感じた。そこから生物学をもっと広く深く勉強したいと思った。元々自分は脳に興味があって脳研究がしたくて、それらを勉強・研究するにあたって筑波大学の生物学類の人間コースが自分にとって最適な環境だと思い志望した。
Q.「脳」は勉強するなら生物っていうよりは医学系の方だと思うけどなんで生物に来ようと思ったの?
実際に元々は医療科学系を目指そうと思っていた。当時、医療科学学類か生物学類かで迷っていて、春の筑波のオンラインの説明会で生物学類長の先生と1対1で話せる機会があって、その時に自分は脳だけでなく分子生物学などの他の生物学も興味あるがどっちに行くべきかと聞いたところ、「医療科学だと医療系で進路が狭くなってしまうが いろんな生物学に興味があるなら生物に来て様々なことを勉強するのがいいと思う」 と言ってもらって生物に行こうと思った。
Q.いろんな生物学に興味があるとのことだが、例えば生態学とか興味ある?
(食い気味で)はい!
それこそ生態学に今すごく興味ある。高校生物では縄張りがどうとかニッチがどうとかでそこまで興味がなかった。高校生物では食物とか生活空間を争って種間競争が起こると書いていて、例えば昆虫が食物である葉を食べて種間競争が起こるはずなのに、実際の世界を見ると、世界はこんなに緑じゃないか(食物めっちゃ余ってるじゃん)という 「オール・グリーン仮説」というのを聞いて面白いと思った。まだ全然詳しくなく、興味があるとしかいえないがそういう話が自分は面白いと思う。もっと学びたい。
→「すごい進化ラジオ」ってやつを当時ちょっと聞いていて、そこで出てた話をしたのだが、ググってみると「オール・グリーン仮説」なんて言葉は全然出てこない。俺が聞いたのは一体なんだったのだろうか。
Q.人間コースに入れなかったときはどうする?
情報コースに入りたいと思っている。自分は卒業研究では生物に全然関係のないマテリアル系の研究をしていてシミュレーションソフトを使うのだが、筑波大学の生物学類の先生でもスパコンを使ってシミュレーションで様々なタンパク質や自分のやりたい神経細胞に関わる研究をしている先生がいるということを調べた時に出てきたので、そっちに行きたいと思っている。
Q.編入試験は元々生物学を専攻していた一般の大学生も受けるが、高専生はどちらかというと工学系だと思います。 その人達に比べてあなたにどんな強みがありますか?
今まで早い段階から実験をたくさんしてきたので、そういった人達よりは圧倒的に手を動かして実験・研究できると思う。また、自分は卒業研究でシミュレーションソフ トを使うので、そういった技術的な知識においても優れているのではないかと思う。
Q.聞いている感じシステム生物学とか興味ありそうだけどどう?
システム生物学については、名前を知っているぐらいでこの場で興味があると自信を 持って答えることができないため、回答できない。
Q.志望動機の方で、生物学を学ぶ意義として「今しかできないかもしれない、自分が 今一番面白いと思えることだから」と書いてあってグッときたが、その内容含め、将来の展望を教えて欲しい。
もちろん生物学自体を学ぶことは生涯を通してできる。しかし、やはり現役で研究を最前線でするのと、ゆっくり生涯で学ぶのとには大きな違いがあると思う。自分は将来脳研究に携わりたい、研究職になりたいので博士課程まで出たい。ただ、研究者はなりたいだけでなれるものではないので、今、このやりたい生物学という学問を熱心に勉強・研究 したいと思ってそういう風に書いた。
→答えた後「研究者志望なんですね…」と相槌みたいな感じ言われた。刺さったのかもしれない。
Q.「TOEICの成績ちょっと低いけど自分でなんかやってることとかある?
思うようにTOEICの成績が伸びなかったのは事実なんですが、自分は今国際寮という留学生と一緒に住む寮に住んでいて、留学生には日本語を教えて、自分は英語を教えてもらうというようなことをしている。
Q.脳について興味があると言っていたが、何がわかればもっと面白いと思いますか?
少し考えさせてください(5秒弱)。やはり自分が今生きていると感じることができるのは「記憶」と「意識」があるからだと思う。そんな人間にとって重要な意識だが 「哲学的ゾンビ」の話であるように自分に意識があることは自分自身でわかっても他人に意識があるかは証明できないという話や、視覚のクオリアはないのに当てずっぽうで障害物を避けることができるという「盲視」の話が自分の直感と食い違っていて自分は面白いと思う。この前もニュースで見たのだが、Google のエンジニアが開発した「LaMda」という言語処理に長けた AI が「自分は人間で、自分には意識がある」 と訴えたが、自分たちはまだそれを検証・証明できないので、Google の上司達は LaMda に意識があることを認めなかったという話を聞いて、そのような「他者に意識があることを証明するテスト」のようなものが今もあるとは思うが、より正確なものが生み出されればとても面白いと思う。
Q.志望動機書に「その後の人生において生物学に触れる機会が一切なくなるかもしれない。」と書いてあるが、これはどういう意味で書いたのか。
もちろん生涯を通して生物学を学ぶことはできるが、もし研究職になれなくて例えばメーカーで働くことになった場合、化学などと比べて基礎的な生物学は企業で働く上では触れることが圧倒的に少なくなってしまうと思い、そのように書いた。
自分の面接の内容は以上です。
さらに、その日ちょっと仲良くなった別の高専の人の面接内容も見せてもらえたので以下に書きます。許可はとってないです、あの、許してくれ。嫌だったらすぐ消すのでもし見つけたら何かしらの方法で連絡してくれ。
「俺今日これしか持ってきてないんだよね」ってでっかいリュックにキャンベル生物学だけ入れてずっとさくいん読んでてめちゃくちゃおもろいやついるやんと思ってました。一緒に過ごしたかったです。
・志望理由
・生体分子と生命現象ってあるけど特にどんなこと知りたいの?
・生命現象を研究している研究室ってあるけど例えばどこ?
・なんで高専に入りたいと思ったか
・大学に入ったらどんなことを学びたいか、研究したいか
・人生設計はどんなのがあるか
・運動はしてますか?
・カバディってなんですか?
・生物学に興味を持った理由
・どのタイミングで生物に興味を持ったか
・なんでイトマキヒトデなの?
・実際にイトマキヒトデみたことある?
・自分でとりに行ったりするの?
・イトマキヒトデ研究室で養殖したりしてるの?
・アミノ酸が何種類あるか知ってる?
・アミノ酸とかは高専で勉強するの?
・いわきに磯はあるの?
・運動している時に生体分子と生命現象に興味湧いたりするの?
面接対策:
会場の雰囲気は全然悪くなく、熱心に自分の話を聞いて頂けました。
最初の志望動機以外は全部即興で質問を考えて聞いているように見えました。志望動機書に書いたことに対してや、自分のやりたいこと、将来に関して深掘りされまくりました。聞く内容自体は即興ですが、ある程度傾向は決めているんだと思います。
面接については資源の方ですが、このぽてとさんのnoteを参考に、このくらいまで答えれられるようにしようと思い、シャワー浴びてるときとかに頭の中で質問して答えてを繰り返していました。志望動機に関しては絶対に聞かれると思うので完璧な文章を作って丸暗記でもいい気がします。
正直自分は面接が得意だと自分で思っていたので、誰かに面接練習を頼むみたいなことはなかったですが、不安な方は誰かにみてもらった方が絶対にいいと思います。ここ舐めたらダメです。めちゃくちゃ大事です。
過去問まとめ
自分が持っていた過去問をまとめました。
https://ac.tsukuba.ac.jp/examinationで、過去問が見れます。直近1年分の過去問については標準的な解答を見ることができるので絶対に目を通しておきたいです。
単語のレベルは落ちますが、「私費留学生」用の生物学類の過去問も同じフォーマットです。一応見ておくとレベル感の把握には役立つかもしれません。
H23は唯一高専の過去の先輩が残しておいてくれた過去問です。
情報はいくらあっても困らないと思います。実際、過去問から出題されたこともあるそうです(それこそR5の「分子時計」はどっかの過去問にあったらしい、ずるい)
R2はバケモンだとして、高校生物を一通り勉強すれば「聞いたことある!」って思える単語も割とあると思います。取れるところを確実にもぎ取ろうぜ。
追記(2024.4.4)
さらに言うと生物学類生が主に行く大学院である生物学位プログラムの入試も似たような感じです。編入試験の問題と被っているところもあり見てみると役立つかもしれません。
https://www.mbs.life.tsukuba.ac.jp/admission.html
勉強方法
TOEIC:
点数低くて恥ずかしいから書きたくない!!
だから書かない!!他の人の方が絶対に参考になる!!
早めにやろう!
僕から言えることは筑波は現地でTOEICを提出するので5月に受けたTOEICでもギリギリ原本を提出できる。つまり、最後の最後まで粘ろうと思えば粘れるよってことです。が、そんなことをしないでちゃんとやってちゃんとスコアを取ろう。僕もやらなきゃなんです。受験生の方は人生かかってるTOEICなので全然緊張感とか不安な気持ちを汲み取ったり寄り添ったりすることはできないかもしれませんが、僕も頑張ります。一緒に、みんなで頑張りましょう。
生物:
高専で受験報告をしたときのパワポをそのまま貼りました。
自分は勉強が本当に下手で書いたりまとめたり非効率なやり方が好きなので、これでやりましたが、自分に合うやり方でいきましょう。
後から聞くと生物学類に来る人はキャンベル生物学を読んでる人が多かったです。レベルはそんな高くないとしてもあんなん読むやついねぇだろって思ってたら結構いました。なんなら編入じゃなくて1年生で一般入試入ってきた子も普通に読んでたりする、どんな世界だよ…
追記(2024.2.1)
筑波大学生物学類には一年生が必修で受ける「概論」科目が六つ存在し、いずれも「キャンベル生物学」を教科書として授業が行われます。そして授業を実際に受けてみて概論科目で扱われるレベルがそのまま過去問のレベルと一致していると感じました。そのため、編入受験生、とりわけ筑波大学生物学類を第一志望とする方はキャンベル生物学の概論科目の授業範囲の章を読み込むのが最も効率が良い生物対策の勉強法であると思います。
授業自体75分×10回で範囲が膨大なため授業中に全ての内容をカバーしているわけではありません。そのため隅から隅まで読み込む必要はありませんが重要用語(教科書で太字になっているもの)を抑えておくだけで過去問対策になると思います。
以下に実際に概論科目で扱われるキャンベル生物学の範囲を書きます。またこれらの情報は筑波大学のシラバスを見ることでも確認することができます。
※キャンベル生物学第11版
分子細胞生物学概論「5,6,7,8,9,10,11,12」
遺伝学概論「13,14,15,16,17,18,19,20」
系統分類・進化学概論「21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31,32,33,34」
植物生理学概論「11(分子細胞と重複),35,36,37,38,39」
動物生理学概論「40,41,42,43,44,45,46,47,48,49,50」
生態学概論「51,52,53,54,55,56」
要はキャンベルの5~56章(最後)まで約1369ページを覚えれば完璧ということですね…
書いてみて判明しましたが、結局キャンベルのほぼ全てでした。あんまり意味のある情報にならなくて申し訳ないです。繰り返し言いますがもちろん授業時間内にこんな範囲を完璧に学習できるわけもないのでさらっとしか触れていないところは無数にあります。
個人的に連絡が頂ければ特定の概論科目でどのようなことを中心にやったかお話することもできるかもしれません。
あまり気張らずに頑張ってください。
終わりに
「自分が当時受験生だったら最低限欲しかった情報はなんだろう」と思いながら書いていたらあれもこれもと多くなってしまいました。貴重な大切な時間を使って読んで頂き本当にありがとうございます。
何かあれば、Twitter(@7ta_itf)まで頂ければ返せると思います。
この記事によって僕の後輩が少しでも増え、僕の知名度と好感度が爆上がりして、「あ、あの人が噂の…!」って裏で言われる未来が訪れたならこれほど嬉しいことはありません。寧ろそのためだけに書いています。ぜひちゃんと聞こえる様になるべく大きな声で言ってもらえると助かります。口角を少し上げながら颯爽と右手を振り上げあなたの前を可憐に通りすぎるところまでありありと想像できました。完璧だ。
頑張っている、頑張ろうともがいている人が大好きです。本気になっている人は誰がなんと言おうと1番格好いいです。
ありきたりですが、極論マジで進路なんてどこでもなんでもいいから「自分が自分を心の底から認められるぐらい頑張った時間」を作ることに受験の意味があると思います。自分がそれができたかと思うと、自信を持って頷くことができません。
頑張りたいよな。僕も頑張りたいです。
大学に入ってまだ日は浅いですが、おもろいこともめんどくさいことも全部が全部があちこちで起きて、起きすぎて、いい意味でも悪い意味でも情報の海に呑み込まれ溺れそうになる毎日を過ごしています。
何回言ったかわからない、「ガチる」をこの大学で、バグかもしれないけどせっかく得られた環境でやりたいです。ゆっくりとでいいからやりたいです。
精一杯頑張りましょう。一緒に。
あなたの合格を心より願い、飯を奢れる日を楽しみにしています。
追記(2023.8.1)
合格後の単位認定についての記事を書きました。