見出し画像

バラ色の街、トゥールーズから

フランスは南西フランスのトゥールーズ在住のLumiereです。
トゥールーズ、街の規模やフランスでの存在感の割に、
日本での知名度は今ひとつですが、2023年はラグビーワールドカップ大会の開催地で、日本代表選手のベースキャンプ地になったこともあり、名前が記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。
日本ラグビー協会名誉総裁であられる三笠宮彬子女王殿下がワールドカップ期間中にこの街を訪れ、私たち在仏日仏家族もお会いすることができたことは、キラキラとした財産のような思い出になっています。

この街、いろんな側面を持ち合わせているんです。

ろう者の街 
ばら色の街、
ヨーロッパの航空宇宙開発の最先端都市
大学都市
パステルという染料の生産地
鴨肉とフォワグラの特産地

そんな街に暮らすようになって12年。
きっかけは聞こえるフランス人夫の駐在でした。
もともと私たちは留学先のドイツで知り合い合計7年ほどドイツで暮らしていたのですが、エンジニアである夫の仕事がトゥールーズに決まり、国を超えて引っ越してきました。

とここまで書けば、「国際結婚した駐在妻が、フランス生活の日常での発見を綴るブログ」と、カテゴライズされがちなのですが、
実は私耳が聞こえないのです。

え?耳が聞こえないのに、どうやって?
え?耳が聞こえないのに、わざわざなぜヨーロッパに?
と一瞬はてな「?」マークになりますよね・・。
私も、聞こえていたらそう思ったかもしれません。

私のこれまでの経験や、ともすれば指の間からサラサラと溢れてしまう砂のようにこぼれがちな日常生活での小さな挑戦の一つ一つが、
誰かのヒントになったら、誰かにプラスになることになったらと思い、
気楽な気持ちでノートを始めてみることにしました。


いいなと思ったら応援しよう!