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高校生が期待するこれからの仕事術 & 地方創生?

2020年に下書きしていた記事を見つけたので、公開だけしておきます。

今日は「#これからの仕事術」について高校生なりの期待を投稿したいと思います。

軽く私の自己紹介:

- アメリカ在住、現地校通いの高校生コロナ禍で揺れる

- 割れるアメリカを日々体感中

- 三月中旬から家族全員で"Quarantine" (仕事は在宅勤務・学校は小中高全てオンラインスクール)。

コロナで物事が一瞬で変わっていくのを実感し、さらに、最近地方創生について調べたところなので、地方創生×コロナに注目していきます。 

*あくまで実社会未経験の高校生が書いているものなので手柔らにお願います。

1.コロナによって変わったこと
2.都市一極化による問題/地方創生の必要性
3.コロナ後、可能になること
4.課題
5.結論

コロナによって変わったこと:

全世界中の人々の生活を激烈に変えたコロナパンデミック。人々との今までの交流が制限される中、仕事や学校などの通常の日常生活が大きく変わりました。

まず初めに、オンラインでのものが増えたこと。仕事、学校、塾、ダンスやピアノなどのお習い事までもほぼ全てのことがオンラインになった。これにより、WiFiさえあればどこの場所でもこれらのものができるようになった。例えば、日本国外の色々なところから自分のニーズにあった授業が受けれる。実際、私は今前に住んでいた他国での塾の授業をオンラインで受けている。さらに、知り合いの中では湖畔の別荘で仕事をし始めた人もいる。一年中リゾートなどに住みながら仕事をするもの可能なのかもしれない。

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次に、パソコン器具や他の電子器具などが劇的に普及した。パソコンを持つことが必然となった人は多くいると思うし、それ関連のガジェットをさらに購入した人も少なからず入るだろう。実際、日本に住んでいる私の祖父母も周りに影響されてなのかさらにラインなどを使うようになった。このことから、さらにオンラインで多くの物事を行うことが可能となった

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最後に、仕事の内容が変わった。アメリカでは一時期14%を超える失業率を記録した。最近は失業率が11%台に戻ってきたもののこの自粛生活が続くと、どんどんと自粛生活に慣れてゆき、元々あった仕事の不必要性が出てきてしまうこともあるだろう。 AIやテクノロジーで賄えるものも多くなったことからさらに失業率を煽ってしまった一理だろう。しかし、これらの仕事は何か違う形となって現れるはずだ。フォーブスが予測するにはこれからはさらに"Gig Economy"と呼ばれる一時的な雇用が増えたり、コンピュータに関しての知識やデータリタラシーなどテクノロジーに関連したスキルがさらに必要とされるだろうと予測している。(フォーブ紙)

都市一極化による問題/地方創生の必要性:

ここで最近、地方創生に関連した論文を書いたこともあり、一見コロナとは全く関係なさそうな都市一極化と地方創生の問題について少し話したい。正直のところ、日本の都市一極化の問題はかなり深刻だと思う。

まず、地方から都市へと人口が流出し続けている。実際、日本全体での人口が減る中、東京だけの人口が2019年ど14万人強増増えていた。人が密集することによってより窮屈な環境を生み出し、便利な生活を生み出す一方で生活のクオリティを下げているように見える。。。 元々今回のコロナで明らかになったように、都市や人口が密集している地域はパンデミックや自然災害にとても弱い(例:ニューヨーク、東京)。さらに首都圏大震災の可能性などを考えると、余計に寒気がする。

この上、東京の出生率は人口が一番多いにもかかわらず日本最下位。他の都道府県よりもかなり低い。これは、保育所などの施設が足りていないことと、子供を育てる十分の環境が得られにくいからだと考える。(例えば家の大きさとか)

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表1:都道府県別合計特殊出生率(2017年)

さらに、2014年に出版された増田氏による『地方消滅』によると日本にある半分近くの自治体(全1718 自治体中の869 自治体)は2040年までにも消滅危機であるらしい。

しかし、なぜ人はこれまでして都市に移住し続けるのだろうか。これらの主な理由は、都会に圧倒的な便利さといい仕事、教育環境があるからだ

コロナ後、可能になること:

ここで私が思うコロナ後可能になるかもしれないことをいくつか挙げてみたい。

まず、自分の住みたいところに住みながら仕事をすることが可能になる。WiFiさえあればどこでも仕事ができるので都市の家賃の高く部屋の狭いところに住む必要がなくなり、それよりも田舎の大きな家に住むのが可能になる。個人的には、もしどこでも働けるのであれば一年中自分の好きな気候のところを選んで住みたい!あと、リゾートに一年中住むのもいいかも!

次に、若いうちは都市・家を持つのは郊外などの一定の仕事につきながら場所を行き来、または移動することができる。もちろん、若い間は都市の方が色々楽しそうで便利だから都会に住んでみたい、しかし、都市の生活は長く住むと窮屈に思うこともある。そこである一定落ち着いたら、仕事を変えずに地方に移り住むのもとても魅力的だ。

ここで、 テレワークは便利だが、コミュニケーションはオンラインではとても取りにくいだ。だがしかし、新しいものを生み出すのには必要不可欠だ。そこで、”サテライトオフィス”などの小さい支店部オフィスが色々な自然のあるところにあるのはどうだろうか?これの一例として神山にあるSanSanのサテライトオフィスなどが挙げられる。ハンモックの中から仕事をしている風景はかなり印象的だ。もう一つの仕事の方法として”ハイブリッド”方というものがある。これはアメリカの高校で実際今年の秋学期から適応される可能性のあるもので、1週間のうち半分通勤、半分オンラインスクールという形だ。(生徒同士の接触を減らすため、学校の半分が通学している中もう半分はオンラインスクールという感じ)もし、これが仕事でも適応されれば、通勤の大変さなどが緩和されるのではないか。(******私は働いたことがないのでわからないが)

課題:

これらの色々な可能性を列挙してみたが、全ての仕事がテレワークでできるわけではない。さらに、仕事でどこまでの柔軟性が与えられるかは不透明だ。もちろん、会社の人たちも、毎日ビーチからズームをされたら流石に苛立つだろうし、時差のある場所で半分寝ながら会議に参加されても困るだろう。

結論:

私はコロナが終息したら仕事や学校による移動の制限が減るのではないか、また減って欲しいなと思っています。もしこれらの制限が減るとさらに自由ができ、そして、少し自己中的な生活が送られるのではないかと思っています。また制限が緩和されることにより首都一極化が緩和される期待もできるのではないかと考えています。

参考文献


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