2023年6月の観劇
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 燿城夜祭 -かがやきよまつり-
大阪城ホールで開催されたシンデレラガールズの周年外の企画ライブ。開演前にステージ上に出店が立ち、浴衣のダンサーさんたちが祭りを楽しむ様子を演出するなど、コンセプト強め。公式物販で法被や甚平を売っていたので、涼しげな格好で来場した人も多かったようです。
夏やお祭りを想起させるセットリスト、シンデレラガールズと大阪という組み合わせでまともな公演になるはずもなく… 単独での声出し解禁もあり、MCの出店ゲーム対決(輪投げや射的)も笑いの絶えない時間でした。
シンデレラはアイマスの中でも遊び心のある企画をすることが多いです。今回は「あんきら!?狂騒曲」の完全替え歌「おおさか!?狂騒曲」を披露。ライブで一部のセリフをや歌詞を変えたりというのはよくありますが、まるまる歌詞が違う替え歌は初?ですかね。公演最後にはここまでシークレットで当日発表の公演テーマ曲「悠久星涼」披露。最後は和やかに締めました。
青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない
2度目の劇場版。ストーリーはそのまま続き?のようです(原作未読)。青ブタは思春期症候群という要素のファンタジー色がけっこう強い印象があるのですが、今作は引きこもり少女(花楓/かえで)が社会復帰にあたって自分の道を見つけるまでの物語ということもあって奇想天外な展開はなし。実写でやっても違和感ないような普遍的な話になっていたかと思います。
咲太と麻衣さんの軽妙なトークは健在なままに、花楓に対しては非常に気を遣ったセリフ回しになっているのが感じられて優しい気持ちになる… 斜に構えたというかひねくれた咲太のしゃべり方が重苦しい雰囲気を緩和するのに一役買っているのかも。
上映後舞台挨拶中継付きの回だったので演者からとても熱のこもった感想などを聴けました。とりわけ石川界人さんの青ブタオタクぶりを発揮した早口の解釈しゃべりと、久保ユリカさんの感極まった語りが印象的でした。
君は放課後インソムニア
原作未読、アニメも未見の知識ゼロで観ました(映画を観た翌日にアニメ11話まで一気観)。伊咲(森七菜)のイモい私服姿や元気な感じはとても良かったですね。一方で丸太(奥平大兼)は暗すぎかな…
若干、説明不足というか展開が唐突な部分がちょいちょいあったかと。2時間の尺に収めないといけない映画の都合問題です。初見でわかりにくかったのは観望会が中止になって丸太が「俺がいるといつもダメになる!」と錯乱するシーンの理由がわからなかったのと、伊咲が何度か会いに行くおばちゃんが誰なのかの説明がなかった… 気がします。しかもアニメ11話まで観てもやっぱりそのおばちゃん誰だかわからん。あのシーン何だったんだろ?原作を読めばわかるのだろうか。
アニメと比べると映画は丸太の辛気臭さが強めで… 全体的にアニメのほうがエピソードを丁寧かつロマンチックに描いています。ということで、アニメを観ましょう。