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成せば成る
世の中って思ったよりシンプルだ。
成せば成るとは正直わたしの希望も入っている。モノによっては成さないこともあるからだ。たとえば異国の王子と夫婦関係になりたいと思ったらそこに至るまでの道のりがそもそも見え辛くかつ時間もかかると察するが、今日の夜ご飯にカレーを食べたいと思えばそれは比較的簡単に進められる。お店で食べてもいいし、買ってきて作ってもいい。カレー味の何かを食べるだけでも満たされるかもしれない。それらを踏まえてもやはり大概のことは成さない限り成らない。突然目の前にカレーが現れたら嬉しいけど、それはやっぱり起きない。カレーが現れるのを待つのもその人の自由だとは思うが途方にくれるくらいの時間がかかるだろう。その時間を待つならばわたしは迎えに行きたいのだ。
この考え方でいつだってみんなが納得するかと言うとそうじゃない。考えてることも着目することもみんな違うからだ。じゃ今目の前にいる人とお互いがいい方向に行くためにはどうしようかと思うと入り組んで考えることも必要になってくる。その工程は時に煩わしくも感じるけど、同時に愛おしくもなる。なぜなら人はみな当たり前に違うから、分かり合い互いを受け入れることができた時の愛おしさはそこまでの煩わしさを跳ね除けるパワーを持つ。だからわたしはその愛おしさに折れてまた別の人と問題を抱えた時も奮起してみようかと思えるのかもしれない。その流れってやっぱりシンプルだ。
物事は意外とシンプルではあるが、それをそのまま飲み込めるほど人はみな単純じゃない。だから今日もわたしは成してみようと思うのである。