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高校受験:普通科か商業科か、倍率1.0倍以下の高校希望なら受験勉強はしなくてもいいか

一期学舎を利用してくれているみなさんと共有したい情報をできれば毎週お届けしようと始めた

できれば週刊『一期通信』

以下、2021年4月19日号の内容を note 用に編集したものです。

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「週刊」と言いつつ早速1週抜けてしまいました……。さて、第2号のテーマは「名高か下商か」、「倍率1.0倍以下の高校希望なら受験勉強はしなくてもいいか」の2つです。

まず「名高か下商か」の最重要ポイントは、名寄高校は「普通科」で下川商業高校は「商業科」という点です。どちらを選ぶかは高校卒業後の進路をイメージして決めることになります。

もし「今は将来のことがイメージできないから、高校で学びながら将来のことを考えて、それから将来のイメージに近い大学を選んで受験しよう」と思っているなら、商業科より普通科の方が無難です。

もちろん商業科の方が向いているケースもありますが、下川にいると商業科のメリットについて見聞きすることは多いでしょうから、ここではデメリットを紹介します。

大学受験という点に絞ると、商業高校に進学した後で一般入試を受験しようとした時、学校での授業とは別に受験に必要な科目を勉強しなければならないこともあり、かなり大変です。

YouTube に「商業高校からの大学受験channel」というのがあり「商業高校からの大学進学の決定的な問題点」が紹介されていたので、もし興味があったら視聴してください。

次に「倍率1.0倍以下の高校希望なら受験勉強はしなくてもいいか」について。結論から言うと、自分が望む生き方を実現するために基礎となる学力を身につけたり、自分の適性を知るには、受験勉強に取り組むのが近道です。

15歳は可能性の塊です。しかし、塊のままでは役に立ちません。塊を分解して自分の好みや社会にとっての需要・希少性などの価値を見分けたり、分解したものを磨いたり組み合わせたり足りないものを補ったりして価値を上げる必要があります。

義務教育は、それを自分自身で行う能力を養い、15歳の中に眠っている可能性を引き出す準備のためにあります。

逆に言うと、義務教育でしっかり能力を養って準備しておかないと、みなさんの中に眠っている可能性は引き出されることなく、場合によると劣化して、気づいた時には手遅れということにもなりかねません。

「倍率1.0倍以下の高校希望だから受験勉強はしなくてもいい」と決めることは、自分の可能性を引き出すことを後回しにすることになりませんか。

良くも悪くも中3=受験生と見られるのは自分の力ではどうしようもないことなので、ここは割り切って「自分の可能性を引き出すための環境を周りが整えてくれている」と利用する方が合理的ではありませんか。

【課題】以上も参考にしながら、YOASOBI 『群青』の歌詞を自分なりに解釈してみてください。


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