2024年のカンジ/備忘エッセイ #22
2024年、年頭の漢字は【明】にしたわけですが
それは【暗】に飲み込まれないために松明を掲げたわけで、いわば「から元気」。
そんな意気込みだけで変わるほど時勢や運勢はたやすくないわけで、大晦日にあらためて2024年の感じを振り返り、漢字に落とし込むと【難】だったような気がします。
日記にも「一難去ってまた一難」と何度も書きました。
というわけで見出しの画像は、困【難】の荒波ににタジログ亀の構図。町内の民家の玄関脇に見つけた意匠。こういうのって保存できるといいなぁ。
そう、日記と言えば、今年から始めた5年日記が続いています。日々、月日の出来事を、時には10日分まとめてなんてこともありましたが、365日続けてこれたのは明るい話題。【明】って漢字は日と月の組み合わせですし。
ついでにも一つ明るい話題は、体重・体脂肪が落ちたこと。1-2年前は、人生初の80kgに突入しかけたんですが、今朝は67.6kg!
理由の一つは、暗いニュースから始まった今年の元日に、いざという時動ける身体をと Nintendo Switch の Fit Boxing でトレーニング初めをしたのを皮切りに、フィットネスバイクを漕いだり散歩したり運動を続けたこと。
二つ目の理由は、夏場に暑く・体を動かす職場にいたこと。
三つ目の理由は、9月の中旬から胃の調子が悪く、食生活を変えたこと。揚げ物がテキメンに胃にもたれるようになりました。「胃もたれ」ってこういうことだったのか! と50を超えてようやく実感。
胃については、最悪のケースも心配して人生初の胃カメラで診てもらったところ、胃炎になってるけど悪性所見もピロリ菌もなく、ほっとしました。
去年は人生初の大腸カメラでポリープが見つかり切除してそれも悪性ではなかったので、大腸と胃については、しばらく大丈夫かなと。
まだまだ働いて傍(はた)を楽(らく)にせよってことだと受け止めました。
少子化・人口減の日本では、労働人口としては自分たち団塊ジュニアがいちばん分厚いので、次の世代が能力を最大限に発揮できるよう下支えの労働力として、少なくとも足手まといにはならないように、75歳ぐらいまでは働きたいと思ってます。
そのためには健全な心身とスピリット。体重・体脂肪はだいぶ落とせたので、来年は筋骨を補強していきます。
体と同時に心とスピリットの部分は、かつて集中的に取り組んでいた森林療法、森林セルフケアを細々と自分でも続けていて、今年は新しいアプローチに辿り着きました。
記事にしようと思いつつ下書きのままで、来年に持ち越しです。
ここ数年は MIDLIFE CRISIS とやらに直面していたようで(これも下書きのまま)、けっこうしんどかったのですが、樹々から癒える力を引き出してもらい、どうにかしのいできました。
まだ抜け出せたかどうかはわかりませんが、この記事を書いていて、意外としたたかに自分の中で【明】が灯っていると感じたので、多分大丈夫でしょう。
あれ? やっぱり今年の漢字は【明】でいいのかも?
なにはともあれ、今年も大晦日まで辿り着けました。この記事を読んでくださっている方も同じですね。同じ時代を生きるみなさんによい年が巡ってきますように。
最後は今年一番印象に残っている食べ物で締めくくり。
追伸:今年は父が亡くなり喪中ですので、新年のご挨拶は控えさせていただきます。