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こっちも最高なんだから「BANG!」の感想文も書いてみよう!


ご挨拶

どうもどうもです。
今回の記事は前回の続きというか続編になっております。
一緒に発売された「BANG!」についても書きたくなりました。

やっぱり、ブランキーの名盤と言えば「BANG!」ですし
90'sの名盤という括りでも「BANG!」は必ず入ってきます。
邦楽ロックの名盤ランキングを作れば確実に名を連ねる作品ですね。

そしてなによりブランキーが自分の音はコレだ!とバシっと提示できたということにおいても非常に意義深い作品です。

CDでめちゃくちゃ聴いた作品ですが意外と発見があったり、アイテムとしてもイイ感じだったので追加でご紹介です。

前回で喜び倒したのと同じ構成で書くので文章量は多分スリムになっております。以下コピペ
ということで今回の記事は作品のレビューというより感想文です。
作品が素晴らしくてカッコいいのはわかりきっています。
なので、レコードになったことでどう良くなったのか、アイテムとしての完成度みたいなところを感想文として書いていこうと思います。

アイテムとしての感想

ジャケット

では最初はジャケットです。

カッコよすぎ

1stと同じように拡大した感じが出てますが、色が白黒のため逆に雰囲気がでてカッコよくなってます!
全員めちゃくちゃキマっててヤバいっすね。
帯もしっかり色を合わせてて好印象です。
そしてジャケットのデザインに合わせて文字位置の調整もしていて、マジで本当にありがとうございます。

こういったリイシュー商品はどうしても細かい所で手抜きっぽいことをするのですが、本当に抜かりなしで惚れ惚れします。

裏ジャケット

次は裏です。

ちょっとボヤケててすいません

裏は文字なので拡大が~とかはあんまり関係ないですね。
特筆すべきは通常版の黄色一色ロゴではなく、初回盤の赤青黄色ロゴの再現という所がナイスワークです!
このような細かい所の拘りに神は宿るし、今後のリリースにも期待が持てる要因になります。
めちゃくちゃイイ仕事してるなと感心です。

見開き

見開きです。

インパクト大!

文字と写真の配置がバッチリでカッコイイすね。
ロック好きが裸の子供の写真を見てると、なんとなくNirvanaのNevermindを連想させられるのはあるあるなんじゃないかと思います。
この子供は顔イカツくてタトゥーも入ってて男前ですね。

内袋

相変わらずカッコイイ内袋。

良い色

今回もしっかり色を合わせててとてもカッコイイですね。
偶然なのかはわかりませんが、内袋の穴に合わせて真っすぐレコードが入ってるのすごいな。
気づかなかったけど、もしかして全部の個体にコレをやってたら意識高すぎでビックリだよ。
どんだけ気合はいってるのとビビリますわ。
多分偶然だと思うけど・・・・どうだろう。

歌詞カードとレコード盤は特に変わらないので割愛させて頂きます。

アイテムの全体的な感想

1stと変わらず気合の入った作りで大満足です。
帯デザインの細かい配慮だったり、初回盤の再現だったり、内袋のカラー選定まで完璧だなと思います。
たぶんこのアルバムが今回のレコード化の中での売り上げで1、2位を争うと思いますので、このデキを見せつけられたら他のも買いたくなっちゃうこと請け合いだと思います。
これの企画した人や監修をしてる人は本当に好きなんだろうなと思います。
愛情溢れたプロダクトは消費者側も嬉しいですもんね。

音質の感想

感想の前の注意事項

以下部分的に前回のコピペ
ここからは音質の感想です。
曲ごとのレビューではなく全体的な感想です。
あくまでもBJC大ファンのレコード狂いが感じた熱っぽい1つの意見として捉えて頂けると助かります。

CDの時の評判と前提の知識

この作品はBJCの中でもトップクラスに人気のある作品です。
本人たちもデキに満足していることが伺える発言が残ってます

そう思うのも当然の素晴らしいデキで日本のロック名盤の1つといっても全然言い過ぎじゃない作品です。

1stは作品を構成する諸要素はハイレベルなのに、音色が自分たちらしくない感じになってしまってました。自分たちが聴かせたい音ではないということですね。
それの原因がマスタリングにあるというのを、後年のインタビューで発言されていて、それを受けてなのかこのアルバムはマスタリングをしなかったという事実が明かされています。
少しもしなかったのかはわかりませんが、ミックスで整えておしまいみたいな感じで発売したらしいです。

だからなのか、この作品のCDは音はめちゃくちゃカッコいいけど、現代の音楽に慣れた耳で聴くと刺激成分が今一つみたいな感じです。
まぁ、音量を上げればその辺は緩和されますが、なんかちょっと音が軽すぎると感じる箇所があるんですよ。

私的にはそういった欠点があるよなぁと思える作品なのですが、その一方で、まぎれもなくこれがBJCというバンドの音だ!と力強く印象付けられるカッコイイ音なのも事実。
ロックの野生とも言うべき、楽曲のアレンジや演奏で1番正解の選択肢を選び続けてスパークしまくって引き起こされたバンドマジックの瞬間がパンパンに封じ込まれてます。
作品を構成する楽曲もライブでも頻繁にプレイされる代表曲だらけで、みんな大好き「ディズニーランドへ」も収録されています。

レコード自体の音質

そんなこんなを踏まえてになりますが、勿論めちゃくちゃイイッんですよ。
レコードになって中域と低域がふくよかになったので、音が軽すぎると感じる箇所がかなりなくなりました。
CDの時には気づかなかった細かなプレイ等も、なぜか意識して耳に入るようになっていて、今回のレコード化に際してのカッティングや調整はとても上手くいっていると思います。
特にスネアの乾いた音のスパーンって音がめちゃくちゃ気持ちよく聴こえてニヤニヤしてしまうほどです。
変に強調されてるでもなく、バランスが整ったように思えるのでCDとはまた違った聴こえ方になってます。
1stのような激変こそないですが、足りてなかったピースがしっかり埋められている感じです。
音量も(多分)上がりましたし、かといって刺さる感じではなく適度に丸いぐらいの丁度いい塩梅で、相変わらずのナイスワークっぷりに感謝です。
BJCのカッコイイ音を気持ちよく聴ける作りこみで聴き飽きるぐらい聴いたのに新鮮に楽しめました。

最後に

やっぱり「BANG!」も最高でした!
あまり新鮮味が無いのではとか思ってましたが、CDとはまた違った音像でこの作品の魅力がより伝わりやすくなっていると思います。
ここからまだまだリリースは続きますがクオリティに対しての懸念は全くなくなりました。
早く全部リリースしてくれーと身もだえする日が続きそうです。

これだからレコードはやめられないよなぁ。

おしまい。

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