見出し画像

「宇多田ヒカル」の「Science Fiction」のレコードの最内周の曲は内周歪みがひどいだって!?気にならなかったけどもう一度聴いて確認してみた。


はじめに

先ほどXを見ていたら気になるポストがありました。
スクショを撮って載せようかと思いましたがセンシティブな話題だから、色々な人が言っていることをまとめて要約します。

宇多田ヒカルのサイエンスフィクションのレコードの内周面の曲の歪みがヤバい。
3枚組で全6面あるなかで半分くらいは歪んで聴こえてキツい。
発売元に問い合わせても仕様と言われて辛い。
国民的歌手のレコードでこれはひどい
高額品なんだしもっとちゃんとしろ。

色々な人のXで書いてあったこと

なにそれマジコレ!?
俺も買ったレコードだよ!
聴いたけど全然感じなかったよ!
俺も被害者だよ!
ヤバいよヤバいよ!

聴きなおさねば!と思ったのですが、この作品のレコードは装丁が凝っていてBOXになってるので出すのがめんどくさい。
どうしたもんかな、スルーしようかなと思いましたが、初めて針を落とす時にDSDで録音した事を思い出したので録音したDSDファイルを聴いてみました。

聴いてみたする前に

その前に僕のオーディオ環境はこんな感じです。

レコードプレーヤー Technics SL-1200GAE
カートリッジ Denon DL-103(ずーっと使ってるようなやつ)
フォノイコライザー Soulnote E-1
アンプ Denon PMA-1500SE (ソースダイレクト)
スピーカー DALI IKON2 MK2
ADC KORG DS-DAC10R

プレーヤーからフォノイコ通ってアンプからADCに送って録音してます。
聴くときはADCを通さずフォノイコからアンプに送ってスピーカーへって感じです。
正直レコードやオーディオに拘ってる方からすればショボいシステムなので、参考にならないかもしれませんが聴いてみようっていう軽いノリなのでご了承くださいませ。

A面 One Last Kiss
B面 道
C面 Goodbye Happiness
D面 何色でもない花
E面 COLORS
F面 Somewhere Near Marseiles -マルセイユ辺り-

各面の最終曲はこんな感じです。

そんで本当は曲のファイルをアップして検証しようかなと思ったのですが、普通に著作権的にヤバいのかなと思いました。
あと、普段の感じで聴いて感じなければ僕には関係の無い話だとも思うのでまぁいいやと思いました。

最初に聴いた時は気づかなかったけど歪んでたらどうしよう。やだなー。でもそれもレコードっちゃあレコードって思う僕は、海外のレコードで矯正させられてるんだろうな。
わからせ怖い。

聴いてみた

一応二人で聴いてみての所感です。

A面 問題なし! いい曲だねー
B面 問題なし! このアルバム良かったよなー。
C面 問題なし! この曲大好きだなー
D面 うーん、まぁ若干・・・うーん。いやボーカル処理が•••声が歪んでるとは思うけどあとは歪んでない
E面 問題なし!
F面 問題なし!

こんな感じでした。
D面についてはyoutubeとSpotifyでも聴いてみました。
CDで聴ければいいけどCDは持ってないのですいません。
そういう歪みがわかりやすい曲な気もするし・・・いやでも・・・。
元々のデジタルの音も・・・まぁクリアに聴こえるけど・・・。
なんとも言えないけど他の面のクオリティより下がってるとは思いました。
僕のシステムと耳だとDがやってる感じでしたが、後は全然OKでした。
運がいいのか僕の感度が低いのかはわからん。

ビートルズのサージェントペパーのUKオリジナルもこんな感じになるけど、カートリッジ変えると大丈夫だったり、フィッシュマンズのLong Seasonもカートリッジ選ぶんだよな。

最後に

お断りしておくと
僕が鈍感でアレな耳なだけかもしれません。
たまたま僕が買った個体が良かったのかも。
システムがショボいから逆に不具合がでなかった。
全てがピッタリ合わさって傷が浅く済んだ。

こんな感じの理由があるかもしれませんので
お持ちの方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
なんか何とも言えない答えでごめんなさい。
このレコードの完成度自体は高いと思ってます。
レコードってめんどくさいよな。
でもしゅき。

おしまい。

・・
・・・
・・・・
・・・・・

まだだ!まだ終わらんよ!

やっぱりもう一回レコードを再生して聴いてみた方がいいよな。
書いても公開する気にならないのはなんかモヤモヤしてるからだ。
ちゃんとレコードをセットして各曲を聴いてみる。

10日後に改めて聴いてみた

上の記事を書いてから10日くらい経過した上での感想です。
自分の気持ちも落ち着いたのでもう一回聴いてみました。
僕は楽しく聴ければOKなので甘めだと思います。

A面 イントロの音の輪郭がかすかに・・・?すぐ気にならなくなるけど。
B面 問題なし!
C面 問題なし!
D面 声が若干・・・高音部分はOK。ピアノもOK!強調されて聴こえてる?
E面 問題なし!
F面 問題なし!

結論

このような結果になりました。
若干評価が下がりましたが、どうしても注意深く聴いてしまうので難しい。
指摘した個所もレコードの特性上仕方がないという範疇に収まっているとは思いましたが、これは個人の感覚によって違いますし、わたしの使っている機材の特性も関係してくるとは思います。
念の為にDSDファイルも聴き直しましたが結果は特に変わりませんでした。
多分カートリッジを変えると結果が変わりそうな気はしますね。

最終評価

最後に僕のこのレコードの評価を記しておしまいにしたいと思います。

良い所
・レコードの品質自体は素晴らしい!
・なるべく音圧高めで高音質!。
・装丁が豪華で所有欲を満たしてくれる。

もうちょっとな所
・しまうのと取り出すのががめんどくさい。
・音圧と音質に関してはレコード制作の仕様として少し攻めすぎかも?
・4枚組でも良かったのではないでしょうか?僕は買うよ!

ということでこんな結論です。
改めて聴いて良い曲だらけだな。すごいな。

(本当に)おしまい。

いいなと思ったら応援しよう!