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今年最高の単発リイシューと勝手に思ってる「DAFT PUNK」の「DISCOVERY INTERSTELLA 5555 EDITION」のデキを僕と一緒に確認しよう!


はじめに

どうも!
今年もあと今日を入れて2日間ですがいかがお過ごしでしょうか?
僕は予定していたコミケに行けなくなったりで、急遽予定を変更してこの記事を書いています
皆様に於かれましては風邪やインフルやコロナやマイコプラズマなどに罹っていないでしょうか?
僕は心配です。
あなたの年末年始が流行り病のせいで、初日の出の光が届かない暗くて悲しくて辛い年末年始になってしまうのではないかと、気が気じゃない思いを抱いております。
・・・いや本当だよ。
僕も身内が罹ってしまって、伝染されないように看病したり、家事をいっぱいやったりです。
師匠ではないですけど僕も走り回ってます。

ただ、そんな大変さもあともうちょっとでお終いです。
新しい年が始まります。
12/31と1/1は地続きのようで違います。
というか自分の考え方次第です。
昨日と同じ今日として捉えるか、新年の幕明けと捉えるかで全然違います。

今年の私は初体験も楽しい時間も幸せな時間もここ最近では一番多かったと思ってます。
来年もそうするべく気持ちも新たに頑張るわけですが、来年はもうちょっと初体験した事を掘っていきたいなと思ってます。
もしくはより自分の幅を広げるべく新たな事に深く取り組みたいと思っております。
そんな自分に一番必要な音楽が・・・

作品のアレコレ

コレだー!!!!!!!!!

大名盤

言わずと知れた大名盤ですね。
00年代を代表するダンスミュージック作品でもあり、ポップミュージック作品でもあります。
僕はこの作品が大好きです。
そして何らかの初体験をする前にはこの作品を鑑賞してから臨みます。
なんでかわからないけどそうしてます。
このアルバムの代表的な曲はコレです。
多分みなさん一度くらいは耳にしたことがあると思います。

いやー大名曲ですね。
今でも色あせないカッコよさ!

この作品のタイトルを和訳すると「発見」です。
初体験を発見したということもありますし、それを体験する事で自分の中の何かを発見するというのにもかかっているかもしれません。

とにかくこの作品が大好きで事あるごとに聴いているのですが、この作品に今年とんでもないニュースが入ってきました。
今や幻の日本盤のレコードがリイシューされるという大ニュースです。

この作品の通常のジャケットは上の画像のシンプルなデザインです。
日本盤のレコードだけジャケットが松本零士氏のイラストになっています。
この作品は大名盤ですが2002年の日本オンリーでの発売なので詳しい枚数はわかりませんがプレス枚数は人気に対してかなり少ないだろうと思います。世界的な大名盤なので何回もリプレスやリイシューがされてますが日本限定仕様のリイシューは今までされてませんでした。

過去に僕がレコード屋で見かけた時は¥200000でした。
世界的大名盤の日本限定ジャケなのでそりゃそうだなと思いながら、既にレコードを10万円ぶんくらい買ってしまったあとだったのと、オリジナルを持ってるからということと、ジャケットだけに20万は払えないなーと思いお店を出て、すぐ引き返して、店員さんに声をかけて、実物を手に取り、ジャケを見て、盤面を見て少しキズがあるなと確認して、付録を確認して、悩みに悩んで盤面にキズがあるのはやっぱりヤダ!と思い、店員さんにお礼とお断りの旨を伝えて家に帰りました。

そんな因縁があるレコードがリイシューされるということで、リイシューのデキを確認するためにも予約して買いました!

中身のデキについて

表ジャケット

それがコレだー!!!!!!!

カッコイイ!

当時と同じでシュリンクされていますね。
間違わないようにステッカーも貼られてます。

実際にどのぐらい再現されているのかを確認するために当時のジャケットも貼ります。
もちろん持っていないのでネットに上がっている画像です。
借り物です。すいません。

借りました。

確認する限り文章やデザインは一緒ですね。
右上と左下にステッカーが貼ってあるところが違いですね。
忠実に作られててめちゃくちゃ気合入ってますね。

裏ジャケ

次は裏を見てみましょう。
上が2024年盤で下が2002年盤です

カッコイイ!


借りました。

文章はたぶん同じでデザインもほぼ同じですね。
相違点は右下のバーコードの数字と大きさとクレジットかな。
致し方ない所だけ変更してるけどデザインを大きく崩さずでスゴイ!
めちゃくちゃ気合入ってますね。

ここで表のステッカー部分の下はどうなってるのか気になったのでシュリンクを外してみました。
普段はシュリンクは外さないのですがどうしても気になったのでやっちゃいました。

スゴイ!

ステッカーで隠れた左下の部分はオリジナルと同じ表記とデザインになってました。
バーコードの数字が変わっているだけでデザインは一緒ですね。
🈞 02.9.26の表記をそのままにしてるのがんばったなって思います。
さすがに誤解されるからステッカーで隠したんだなと納得。
とても気の利いているデザインで感心です。

中ジャケ

そんでもって中ジャケですが、これはオリジナルと一緒なのを手持ちで確認しました。
中ジャケは日本盤もEU盤も変わらないみたいです。

昔からどうやって見ていいかわからん

歌詞カード。

日本盤は歌詞カードで豪華ですね。
当時のEU盤は歌詞カードではなく、レコードのスリーブに下の写真と歌詞が同じように載ってます。

本来のジャケットデザイン

見開き

このお面すごいよね
時代を感じるPCのアイコン

ステッカー

こんなのもオマケで付いてくるとか日本盤の優遇がすごいですね。
当時のレコード会社の人がめちゃくちゃがんばったのだろうなぁ。
なんかMac Bookとかに貼りたくなりますね。
持ってないけど。

折れ曲がってるけど海外レコードではありがち

ライナーノーツ

日本盤にはライナーノーツも付いてるんですね。
たぶんCD版と同じだと思います。
至れり尽くせりですごい!
昨今のショボイ帯だけ付けて日本盤ヅラしてるレコードを作ってる人たちに手に取ってもらって勉強してもらいたいですね。

解説とメッセージは黒塗りです。

カードのデザインは同じみたいです。
ただ数字の割り振りはリイシューとわかるような仕掛けがしてあるような気がします。
あくまでも見た目からの推測ですが・・・。
僕以外の人のカードを見て確認してみたい!
数字はみせられないですがデザインがカッコよくて持ち歩きたくなります。
デザインをしっかり確認したい方はGoogleで画像検索してみてください。

カードカッコイイ!

裏面の文字を読んでると東芝EMIという記述がありました。
本当にそっくりそのまま復刻してるんだなと感心します。

レコードのラベル

EUオリジナルは真っ黒のラベルでしたが日本盤は灰色のラベルみたいですね
そしてリイシュー盤のラベルは右のA文字の付近のクレジットが変更されているのと、見本/非売品のクレジットが追加されています。
これは今回のリイシューの全部に見本/非売品とつけられているみたいです。
オリジナルと見分けるのを容易にするために加えたのかなと思います。
ただデザイン自体は忠実に復刻していてエラい!スゴイ!ヨシ!

芸が細かい

音質について

元のレコードの音質がかなり良い方なので、リイシューされたこちらもそんなに悪くはならないだろうと思って聴きました。
One More Timeが始まってすぐにちょっと違和感。
うーん・・・。
いや全然悪いわけじゃないけど・・・もっと音をパキパキにしてくるのかと思っていましたが、どちらかといえばマイルドな感じになったかな?
感想としてはオリジナルの方が僕は好ましいかなと思いました。
些細な違いだとは思うのですが、キックやドラムの音が若干変わってるかなと思います。
低域が少しだけ重くなったけど、音のキレのニュアンスもちょっと重い感じになったような・・・。
大体の曲で始まってキックの1発目で違和感を感じたので、多分間違ってないと思います。
ただ大音量で聴けばそんな違いなんて吹っ飛びますw
ある程度小さめの音量で聴いた時の受ける印象が違う感じです。
わけあって大きな音量ではちょっとしか聴けませんでしたので参考程度に考えてください。

ダンスミュージックとして聴いている人はコチラの方が良いと思うだろうし、ポップミュージックと聴いている人はオリジナルの方が良いと思うのではないかと思います。
でも、曲によってはいい感じに作用してるので一長一短とも思えるのが悩ましい。
まぁ聴くうえで何も不便はないのでPlay It Loud!!!でお願いします!

今回のまとめ

帯・ジャケット・付属物・レーベルまで手抜きなしの復刻で感服しました。
基本のデザインは全部そっくりそのままで、どうしても変更しなければいけない箇所だけを変更。
そして変更するにしてもオリジナルのデザインを崩さないように徹底していて感動です。

当時の再現をするとカマしておいて結構な違いがある場合が多い中で、ここまでの拘りはとてもスゴイ事だと思います。
あくまでも当時の再現にフォーカスしていて潔くて、2002年版が買えなくてもコレでいいじゃんと思える良質な復刻だと思いました。
音質につきましても若干マイナス気味に書いていますが悪いわけでは全くなくて、些細な違いですし、元と比較してどっちが個人的に好ましいかという形で書いただけです。
そもそも元の音が良いので最高に楽しめるはずですのでご安心を。

リイシューや復刻に対してこのぐらいの意識の高さが標準になってくれると買うのに躊躇わなくてすむので、各社の復刻担当者の方はこれをお手本にして消費者である我々からお金をいっぱい徴収していただければ幸いです。

これを聴いて僕も幸せな年越しをしたいと思います。
それではではでは。

おしまい。

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