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2023年年頭、近山はなぜか、東京は「多摩ニュータウン」に仮住まいスタート! 今年は「シェア」を広げ、深掘りする74歳で〜す。
那須の多摩の二拠点生活始まる。
前回、近山らの鮭説(目的の場まで動きを止めず、到達したら動きを止めるが、同時に死ぬ)があると書きました。
私は若い頃からずっと同じように動いてきたのですが、高齢と言われる年齢になると同じことをしていても、不思議がられたり、労りか揶揄かわからない感嘆の声をよく聞くようになりました。
確かに、プランから実現まで規模やそれに伴う資金も大きく動くので、なかには、私のこれまでやってきた仕事を知らず、大風呂敷とか、山師とかいう口の悪いスタッフもいます。言っていなさい(笑)
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そして、私はいま東京の郊外、多摩ニュータウンにいます。スタッフとともに団地の一室で暮らし始めました。那須と多摩の二拠点生活が始まったのです。
なぜか?
2023年1月26日に、「那須まちづくり広場」はグランドオープンをします。この日は、那須町の町長を始め、これまでお世話になった地元のみなさん、ボランティアのみなさん、広場のテナントのみなさんや新たな住人のみなさんとお披露目の会を予定しています。
校庭に49戸のサービス付き高齢者住宅「ひろばの家・那須1」が建ち並び、これから新しい住人が転居してこられます。広場を高齢期住まいの候補として考えた人たちは、月に一度の「人生100年・まちづくりの会」に参加されてきた方も多々おられます。じつに3年の月日をかけてこの日を迎えました。
4月には、終末期を自分らしく暮らす「みとりえ那須」も竣工。
いよいよ「那須まちづくり広場」が稼働します。完成ではなく、ここからがスタートで、広場で暮らし、働き、活動する人たちが今後は自ら関わり、場を育てていくことでしょう。
理念母体「コミュニティネットワーク協会」
もちろん、近山も那須が本拠地であることは変わりません。東京と行ったり来たりの数年が続くのです。
なぜか?
じつは「那須まちづくり広場」には理念母体ともいえる組織に関わりがあります。その名も「一般社団法人コミュニティネットワーク協会」。東京都豊島区は池袋にその拠点はあります。
現在は豊島区で「としま・まちごと支援プロジェクト」を、都内多摩ニュータウンでは、「まつがや商店街のシャッターを全部開ける大作戦」「愛宕第二住宅に、コミュニティスペースを」と二つのプロジェクトを展開しています。
これは、多世代コミュニティ作りの都市版と郊外版。
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そうなのです。その過疎地版、田舎暮らし自然が好き!という近山のような人のために構築したのが「那須まちづくり広場」。
というのも、日本全国、家あまり状態になって数年。これからそれが加速していきます。そして、高齢化少子化は留まることはないでしょう。不安で心細い情報を繰り返してお伝えはしませんが、日本は危うい。展望も希望ももちにくい。
でも、そんな社会をサバイブして笑っていきる道はある。と近山たちは考えています。頭を使え、知恵と少しの勇気を出せ。さすれば、笑って生きられる。
ということで、仲間で考えたのが、都会でも、近郊でも、田舎だって、100年豊かに笑って生ききれる暮らしは可能だ! それを実現してみようということ。
全国に先駆けてモデルを作ってやれ! ということで、これまで進めてきた多摩ニュータウンの商店街や交流拠点の再生に続き、そこに「那須まちづくり広場」のような高齢者住宅を中心にしたコミュニティを計画しています。元気型の高齢者住宅をはじめ、介護が必要になったときに利用できる「共生倶楽部」の仕組みも構想中。
「共生倶楽部」は、元気型の高齢者住宅で暮らしながら、介護が必要になったときに利用できる住まいを、複数人でシェアできる仕組みをもちます。高齢期でも全員が介護が必要になるわけではありません。いざ必要となったときに住み慣れた環境を離れずに暮らせる。そんな安心を手にいれることができたらいいだろうと考えたのでした。
団地再生、郊外型のコミュニティの創生です。
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というわけで、スタッフにも呆れられている近山恵子、73歳。あ、年が明けたので74歳。
3つのモデルを全国展開して、仲間を増やし続け、少子高齢社会という荒野を、いろいろシェアして、笑って生きるのだ。本気です(笑)
とりあえず、多摩では毎朝スタッフが野菜のスムージーを作ってくれて幸せ。まだまだ物語は続く。多摩も動く、那須も育つ。noteでその模様をお伝えしますね。乞うご期待。いいね! フォロー! お待ちしていま〜す。
高齢期を生きる前に読んでいただきたい↓
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(20230129−18)