オーガニックコットンから見えた地球環境の保全と新時代を生き抜くためのサステナブルライフ~~~オーガニックライフスタイルEXPOEastに参加してきました
この記事では、オーガニックコットンの何が良いのか、NasuFrom-がオーガニックコットンを選択した理由について、お話します。
別の記事では、オーガニックライフスタイルEXPOEast in 東京2024で見かけたオーガニックコットンを利用した気になる会社さんについて書いてるので参考にしてみてください。
はじめに
まず、オーガニックや有機というのは、農薬や化学肥料などに頼らずに
自然の力で作る生産方法です。
オーガニックは美意識が高い人、身体や肌が弱い人、神経質な人、そういった人が好む商品だという考えがあるでしょうか。
しかし、これからの時代ではもっと広がっていく可能性があり、生活、ビジネス、ありとあらゆる場所でオーガニックが当然となるようになるかもしてません。
私たち人間は、今やあらゆるモノを作ることができるようになりました。
ただそれによって、調和していた生態系のバランスや地球環境に影響を大きな影響を及ぼすようにもなりました。
それが良い影響であれば何も問題ありませんが、地球温暖化、生物の絶滅、気象災害など実際に様々な問題に発展していっているのが実情です。
コットンとGOTS認証から見えてくるこれからの生産体制や商品販売
オーガニックや環境に配慮していない一般的なコットンの話
単純にコットンと聞くと、プラスチックなどより環境に良いイメージがあります。
しかし、実際にはコットンの栽培には多くの灌漑用水、雨水が使われるため世界的な問題である水不足に影響を与え、大量に使われた農薬等が水質、土壌汚染を引き起こすことがあります。
他と比べれば素晴らしい面の多いコットンですが、コットンであれば環境に良い、とも言えないのです。
また、コットンの栽培地域の多くでは強制労働、児童労働、悪環境での作業などが発生しており、その生産~販売までの過程も問題となっています。
こうした世界的な状況もあり、広がりを見せていくと考えられるのがサステナブルコットンです。
サステナブルコットン
サステナブルコットンは、環境や労働条件などに配慮したコットンです。
持続可能ということで単なるオーガニックではサステナブルコットンとは言いません。
GOTS認証を受けたオーガニックコットンやベターコットンの基準を満たしたコットンなどのことを言います。
これからのモノづくり
サステナブルという言葉も今や一般的になるほど、世界では次々と今後を見据えた動きが起きています。
生活を豊かにするためにやってきた文明が自然環境を壊し、食べ物や飲み物も確保できずにただ生活することすら困難にしてしまったら元も子も無いですからね。
これから世界で何が起こり、何が規制されていくか分かりませんが、私たちが自然と調和しながら生きていくために、オーガニックやサステナブルの重要性はますます増していくでしょう。
そうした流れを踏まえても、モノづくりにおいて「さとやま」や「地産地消」という考えは大切で、いつまでも受け継がれていく生産方法、ライフスタイルなのではないかと思います。
私たちNasuFrom-でも、有効な資源を活用し、地域と自然と生きていく一つの形を示すことができないかと考えながら計画を進めています。
その中でオーガニックコットンは、現在直面している環境問題、そして地域の活性化をしていくうえでの解決策になりえるものだと考えています。
オーガニックコットンは様々な用途に使え、環境にも配慮できる
肌への優しさだけでなく、環境にも優しいオーガニックコットンですが、コットンって実は植物なんです!
こんなコットン記事にたどり着いた人であれば常識かもしれませんが、普段服を着てるだけの人だとすぐ思いつかないかもしれませんよね。
コットンは次のような存在です。
生物分解って不思議ですよね。
今着ているこの服が土に還っちゃうということが想像つかないんですけど、なんかの微生物が頑張ってくれると自然に戻してくれる。すごい!(←理解が追い付かなくてすごいふわふわした話になってる 笑)
そして興味が沸いた人は少ないかもしれませんが、種が牛の飼料になります。
NasuFrom-は那須地域で活動していますが、那須地域と言えば牛がたくさんいるので、循環させる先が近くにもあるのは素晴らしいことですね。
始めた時は知らなかったので、意外な繋がりが得られてびっくりしました。
最後に
オーガニックライフスタイルEXPOでは、単にオーガニックの商品を見たり買ったりするだけでなく、私たちのライフスタイルを考えさせられる発見がたくさんありました。
また、セミナー「JOCAからのメッセージ~地球沸騰化の時代にオーガニックコットンがなぜ必要!」にも参加させていただき、最後の内容はそこで学んだことなどを主に書かせていただきました。関係者の皆様、大変ありがとうございました。
それでは皆さん
良いオーガニックライフ・サステナブルライフを!
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