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私選2023年ベストアルバム
2023年終わるの早くね?と思いながら、今年もこの季節が来たということでベストアルバムを選びました。自分が音楽を選ぶ立場にいないことは、承知の上だし毎年毎年このベストアルバムを選ぶ上で音楽聴いてる人とは絶対に仲良くできないと思いますが、今年は本当にすげぇ!と叫びたかったALがあったので、やってみました。
音楽って良いですね
2023年出たALをまとめてみて、私は、500くらいのALを深掘りできたかと思います。500の数だけで驚いていたのも束の間、2022年度は、約6000のALがでていだと見て今年もそれくらいの数が出たのかと思うと全ての音楽を聴くということは不可能だと思いましたね。本当に。
ランキングには、誰かの好みや偏りがあることを知った上で、私が知った2023ALの中で私的ベスト10を選出させてもらいました。
1)新譜数推移
https://www.riaj.or.jp/f/data/others/sp.html
AOTY2023
Album of the year🍆💨💨💨
アルバムの中で特にお気に入りの曲をプレイリストでまとめました。ランキングは、ベスト10までですが、画像の都合上16までまとめています。良かったら是非プレイリストを再生しながらnote閲覧してください。
No.10〜No.5
No.10 Parade/思い出野郎Aチーム
日々はパレードって思わせてくれるような。玄関開けたら、ベースやラッパ、サックスを持った音楽隊が自分を迎えてくれているような。そんな音楽。今年出会ったけれど、多摩芸術大学で結成された8人組のバンドでライブに手話通訳を取り入れているらしい。
いつか、会場全体を包むグルーブやエネルギーも生で感じ取ってみたいです。
No.9 タオルケットは穏やかなひとりでに/カネコアヤノ
カネコアヤノさん、アヤノちゃんは、弾き語りがとても良い。ライブ映えする。そのひとりでにの演奏を集めたこのアルバム。
このアルバムの少し前に出されたアルバムと聴き比べてタオルケットのように聴く人の心を穏やかにしてくれる曲を感じ取ってほしい。ひとりでもふたりでもみんなでもカネコアヤノさんは凄い。
No.8 The Lucky One/Cory Wong
今年のフジロックで最高の夜を作り上げたCory Wong。VaundyのNewアルバム、replicaにfeaturingで参加していることも有名。
この人良いギター弾くねって言われたら、Vaundyのアルバムに参加しているってことを伝えたらあぁ〜ってなると思う。Cory Wongの音楽性とギターセンスが全て詰め込まれている最高のアルバム。私もこんなギタリストになりてぇ〜。
No.7 New Neighbors/Homecomings
Homecomingsの出したNew Neighbors1曲目のラプスは、君は放課後インソムニアのEDで有名なんじゃないかと思う。
君が弾くギターのメロディ大事にしている心配事解かなくてもいいからさ。
兎にも角にも競争する人類のそんなところに生きづらさを感じている人たちを救うようなそんなアルバムかなと感じました。
No.6 peanut buttersⅡ/peanut butters
ラジオから知ったバンド。ああ早くライブ行きたいなと思いながら有名になって欲しくないなと胸の内で隠しておきたくなるバンド。
1st AL peanut buttersからⅡに進化しようとしているのに、私は進化以前に退化している。
あぁポップでキュートなこのバンドに元気を注入してもらわないと。
No.5 no public sounds/君島大空
君島さんは、このアルバムを出す8ヶ月前にアルバムを出してるんですよね。すごいですよね、1年に何回もしかもアルバムを出すって。
1曲目の礼で持ってかれました。YouTube公式が挙げている秘密のライブ映像が良すぎて良すぎて良すぎるので、いつかこの札のライブ映像を生で見れることを祈っています。
No.4 ひみつスタジオ/スピッツ
スピッツの4年ぶりのアルバムです。コロナ前に出しているので、コロナ禍挟むと大分変わるなと思います。コナンで有名な楽曲が入っていますが、この楽曲が出たのが今年って、1年過ぎるの早いな〜と思います。そう感じるのは、スピッツを聴くと懐かしさを感じる部分があるからなのかもしれないですね。
30年も同じメンバーとバンドしてこんなにも良いアルバムが作れるなんて音楽は無限大だなと、このひみつスタジオも廃れない名盤になると確信しています。
No.3 ヘルシンキラムダクラブへようこそ/Helsinki Lambda Club
ヘルシンキ3rdアルバム、ヘルシンキラムダクラブへようこそ、ヘルシンキは、結成10周年でそんな時にこんなすごいアルバムを出すってすごいな〜と思います。このアルバムを聴くだけでライブに行った気分になる、けど、ライブはもっとすごい。
セルフタイトルに近いまとまったコンセプトがないこのアルバム、このアルバムを聴くこでHelsinki Lambda Clubの良さを知ることができるのではないかと思います。正にHelsinki Lambda Clubへようこそ。
No.2 a beautiful blur/LANY
LANYの爽やかなメロディと恋愛を謳うアルバム。無茶苦茶良いですよね。複雑で技術的な展開は用いずストレートに音楽と言葉の力を伝えるから聴いていてドキドキします。曲を思い浮かべてそんな日常の美しさが素晴らしいことをこの曲で思い出します。サマソニ来日、ああ、いつかもう一度来日したらLANY見れないかな〜。
No.1 12 hugs (like butterflies)
とにかく良い。音楽にとにかく良い以外の理由いる?
私は、羊文学のことが好きです。もちろん音楽性も好きです。でも、ライブやアルバムを作るまでの過程、ライブやラジオを聞いて羊文学の詳細な所作や立ち方、発言、細部の動き。羊文学を応援する気持ちが強まる一方で羊文学が目指していることが最初の頃より繊細に映し出される。その瞬間のことが好きです。なのでどのアーティストが「あ」って発言しても、羊文学が「あ」って発言したら、「あ」のことが好きになるんです。
それくらい、羊文学のことをこれからもっともっと好きになるんだろうなって予感に染まっています。
このnoteは羊文学への公開ファンレターです。
終わりに
2023年は沢山ライブに行けましたし、沢山の音楽に出会えました。それだからどうってことはないし、自己満の世界だけど、沢山の音楽に出会えてこんな音楽もあるんだ、この音楽好きだなって感じて確かに音楽には救われるものがあると感じました。
1年前までなかなかコロナ禍で思うようにライブができなかったことが想像できないくらい、今年1年は緩和され、フェスや来日アーティスト公演、音楽に触れ合える機会が増えたと思います。また、サブスクで音楽を聴く若者や顔出しをしないアーティスト、音楽にも多様性が求められているなと感じました。
来年も沢山の音楽と触れ合えますように!🎶