見出し画像

不妊治療歴⑫2回目の移植で陽性判定

1回目の移植が陰性判定、続けて2回目の移植をすることにしました。


2回目の移植

1回目の移植は、体外受精さえすれば…! という期待が大きすぎて、陰性という結果にこれまでの不妊治療で一番落ち込みました。
「それまでまったく妊娠しなかったけど、体外受精したらすぐ妊娠しました!」という方の体験談をいくつか読んでいたせいもあったと思います。
土曜に陰性判定が確定し、月曜の仕事は手につきませんでした。
生理が来るまではいいだろうと、ヤケ酒で二日酔いになったりもしました。

それに比べて、2回目の移植は期待値も格段に下がりました。
特別養子縁組をした方のエピソードなども読んで、これがすべてではない、という精神状態だったと思います。

薬をやめて数日で生理が来て、通院。
移植までの処置としては、エストラーナテープが3枚から4枚になったのが唯一の変更点で、それ以外は同じように進みました。
ホルモン値も問題なく、無事に移植できました。

初めての陽性判定

2回目の移植は、3日後くらいから夕方になると少し気持ち悪かったり、足の付け根のあたりが痛かったりと、妊娠初期症状っぽいものを感じました。
私はかなりのお酒好きで我慢するのがけっこう大変なのですが、お酒を飲みたいとまったく思わなくなり、眠さやだるさといった症状もありました。

フライング検査は病院の判定日当日に行いました。

人生で初めての二本線。症状的にそうかなと思っていたものの、もしかしたら薬の副作用なだけかも…という気持ちもあったので、検査を終えて涙が止まりませんでした。
夫と抱き合って喜びました。

病院でも陽性判定をもらい、hCGの値もよいとのこと。
何があるかはわからないことは頭の中にありましたが、このときはひとまずうれしさをかみしめました。
流産から3カ月ほど経った今も、このときの喜びは忘れません。
悲しい気持ちと一緒に、これから何度も思い出すと思います。

いいなと思ったら応援しよう!