「増える大学の「国際寮」その魅力とは」(朝日新聞8月17日HPより)
増える大学の「国際寮」その魅力とは | 朝日新聞Thinkキャンパス (asahi.com)
国際寮が増え始めたのは2010年ごろからである。2000年に大分県別府市に開学した立命館アジア太平洋大学(APU)がその最初とのこと。
APUでは現在、約1500人の学生が寮生活を送っている。日本人学生の入学者もAPハウスへの入寮希望者も多く、今年度から入寮希望の1回生が全員入寮できる規模になったとのこと。
留学生だけでなく日本人も入寮できる制度で、希望者全員が入寮できるのは素晴らしい体制だ。
APU以外にも、様々な大学が国際寮を開設している状況である。
・国際教養大学(秋田市)(04年)
・桜美林大学が(10年)
・早稲田大学(14年)
・中央大学(20年)
記事の内容としては、「国際教育や外国語教育に力を入れている大学は、多くの留学生を集める必要があることから設備の整った寮が必要であり、日本人学生にとっては国際寮での生活が語学の上達につながることと、多様な価値観を身につけられるなど多くのメリットがあること」が述べられている。
また、一般のシェアハウスとは異なり、寮には教職員や「レジデント・アシスタント(RA)」と呼ばれる学生が配置されたりしている点も斬新である。。
RAは寮生の生活サポートや交流促進の役割を担う。文化の違いによるトラブルができるだけ起きないようにアドバイスを行ったりする。
寮生に寮のルールや食事の仕方、洋式トイレの使い方などについて教えながら、時に一緒にサポートしながら一緒に生活を行っている。日本人ならではの、細やかな対応と思われる。
生活を共にすることで国際交流を行っている。日本の文化を教えたり、世界の文化を紹介するイベントを企画・実行されている。
「国際寮は、多文化、多国籍のなかで、自然に国際性が身につく環境と言えます。新しい世界に足を踏み入れたい人、国際交流をしてみたい人は、留学だけでなく国際寮での生活を検討してみるのも一つの方法です。」と記事者狩生聖子さんは結んでいる。
サポートが受けられたり、イベントにより文化交流が行われるなどの形式が今後も続いていければと思う。
社会人にとっても、このような交流できるような寮が近場にあればいいのだが。
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