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-親ガチャに失敗した君へ- 第20話『ピンポン、冬の陣』

-前回までのあらすじ-

・施設に引き取られ、中学生になった私。

・A君とのケンカ。

からの続きです。

今回は、毎年冬に行われる他の施設とのスポーツの試合。

実は卓球が得意だった私のお話です。
イ○ローさんの言葉の意味を感じたお話です。
箸休め的なストーリーなのでお気軽にお読みください。

nasso

『ピンポン、冬の陣』

季節も冬になり

施設は山奥にあるので

雪が積もって

雪かきから

朝が始まる時期になりました。



毎年冬になると

部活として卓球が始まり

体育館の中で汗をかいておりました。




私は卓球は割と得意な方で

楽しくやっていましたが

体育館といえど気温は低く

卓球をする時

Tシャツに短パンでしたので

全身が凍えるほど寒かったのを覚えています。



ですが

得意な事というものは楽しく

施設内で私は

5本の指に数えられるくらいでした。



練習を頑張っていたら

他の施設との対抗試合があり

私はその選抜メンバーに選ばれました。



凄く嬉しくて大会前日までは

胸が躍る思いで待ち望んでいました。


そして大会になり

恐らく70人くらいいた中で

私は9位という結果。


やはり上には上がいると思いましたが

自分の努力で結果を残せたのは

とても価値があり


生きていく中で

努力は裏切らないんだ

と実感出来た1日になりました。


続く。


次回 第21話
『もう何も考えたくない』


本日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。

nasso

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