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#12心肺系トレーニング クールダウンフェーズ

皆様、こんにちは、NASM トレーナーの村木です。

今回もNASMにおける心肺系トレーニングになります。

最後は、クールダウンフェーズになります。

実際にトレーニングの前にクールダウンを行わない方も多くいるように思いますが、恩恵は数多くあります。

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<図1>

クールダウンの恩恵は、

・心拍数と呼吸数を低下させる

・徐々に体温を低下させる

・筋肉を最善の長さ

・張力関係に戻す

・下肢の静脈貯留を予防する

・生理学的なシステムを元の状態に近いところまで回復させる

最後の生理学的な要素の部分になりますが、エクササイズに対する心臓血管の反応の中に心拍出量の増加があります。

安静時が1分あたり、5Lの拍出量だとした場合、激しいエクササイズ中には20~40Lに増加します。その他エクササイズの開始とともに、血漿量も減少する可能性があります。血漿は血液に含まれる液体成分の事です。この血漿は急激な温度変化の抑制などの役割があります。

クールダウン期間は、エクササイズに対する生理学的反応を徐々に元のレベルにまで回復させる助けになります。

また、筋肉を最善の長さ・張力関係に戻し、最善の関節可動域を促進するという事からクールダウンにも柔軟性トレーニングを含める必要があります。

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<図2>

クールダウンに関する提案になります。(図2)

5分~10分を目安に行います。
特にワークアウトで使用した主要な筋肉に焦点を当てるべきだと思います。

※こちらの記事はyoutubeでご紹介された内容を再構成したものです。

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