#7 セルフ筋膜リリースと静的ストレッチ
皆様、こんにちは、NASMトレーナーの村木です。
今回はNASMにおける柔軟性の考え方をお伝え致します。セルフ筋膜リリースと静的ストレッチです。
セルフ筋膜リリースは、ストレッチ・テクニックの一つで、身体の神経系と筋膜系に焦点を当てるものです。優しく圧迫することによっては筋肉内部の癒着を壊し、筋肉を解します。
<図1>
セルフ筋膜リリースを使う時には、筋肉の緊張を見つけ、その部分に30秒以上の圧迫を維持することです。これにより、ゴルジ腱器官の活動が増進し、筋紡錘の活動が低下し、リラックスできます。
セルフ筋膜リリースは、ストレッチの前に行うことをお勧めします。なぜなら、筋膜内の癒着を壊すことによって、伸長能力を高める可能性があるからです。
<図2>
静的ストレッチは、受動的に筋肉を緊張点まで持って行き、ストレッチを30秒以上保持するというものです。フィットネスの場面で最も多く見られるストレッチの伝統的な形弱い力で長めの持続時間を組み合わせています。
筋肉を伸長した位置で長い時間保持することにより、筋肉が弛緩することができ、より良く伸長することができるようになります。
必ず臀筋と大腿四頭筋が活性化されるように膝を完全に伸展させて下さい。また、これは、腓腹筋へのストレッチを強化することになります。
最後に、静的ストレッチの中で実践する際に配慮すべきエクササイズも紹介されていいます。
大腿四頭筋のストレッチ<図2>を目的としています。このポジションは、膝蓋骨と膝関節の前側にある組織に高いストレスを加えます。膝の怪我をしたことがあるお客様は、このストレッチを避けるべきと考えています。。このストレッチを行う事で軟骨の損傷の原因になる可能性があります。
NASM-CPTライセンスではこのように柔軟性に関することを学ぶ事で、お客様に最適なエクササイズ選択が出来るようになります。
※こちらの記事はyoutubeでご紹介された内容を再構成したものです。