#27レジスタンストレーニングの概念 レジスタンストレーニングシステム
皆様、こんにちは。NASMトレーナーの村木です。
本日もNASMにおけるレジスタンストレーニングの概念について、レジスタンストレーニングシステムになります。
<図1>
非常に多数のトレーニング・システムがあり、様々な効果が期待できるわけですが、トレーニング・プログラムを基礎から作る上では非常に重要な考え方です。
現在、フィットネス業界で使われているトレーニング・システムで最も人気のあるものについては表の図(図1)を確認下さい。
その中で、
<スーパーセット法>を説明します。
同じ筋肉グループに対する2つのエクササイズを連続して行うものです。例えば、胸の筋肉組織を疲れさせるため、ベンチ・プレスを行い、その直後に腕立て伏せを行うといった方法です。(図2)
<図2>
この方式では2つのエクササイズを使用することで、筋持久力と筋肉量が向上します。もうひとつのやり方として、拮抗筋の筋肉グループに関わる2つのエクササイズを連続して行うものです(例えば、胸と背中、あるいは大腿四頭筋とハムストリングス)。この方式のスーパーセットを行うことによって、各セットの間、目標とする筋肉に相当に大きな負荷をかけることができます。
主働筋が働いている間、拮抗筋が回復していることから、これが可能になります。スーパーセット法は、NASMでは、フェーズ2筋持久力のフェーズでおこないます・ボールを用いた腕立て伏せを行った後にベンチプレスを行い、固有受容を高めながら筋肉量増加や筋持久力向上をはかります。
NASMライセンスを保有されているトレーナーの方々には、フェーズ2のスーパーセット法がお客様に対して、"非常に効果的”というご意見も多く頂いております。
こちらの記事はyoutubeでご紹介された内容を再構成したものです。