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📚 父の部屋の大掃除🧹4/4〜

さて。父の退院は4/9に決まった。

その連絡は、父が母に電話するのと、私の留守電に入れておくという連絡で、私から掛けても全く繋がらない状況だったが、とりあえず、4/9には父が退院してきてしまう。

退院の前に、絶対にすべきことがあった。

父がこのように

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ゴミためのようにしている、父の書斎もどきを片付ける必要がある。

何故ならば、その部屋が一番トイレに近く、トイレまでの段差が少ないからだ。

今まで父が寝室に使っていた部屋は少なくとも4回はドアを開けなければトイレにたどり着けないし、段差は微妙にあるし、なによりベッドそのものが段差だからだ。

見せるのは躊躇われるが、個人情報のない範囲で父の机足元五十センチ範囲のゴミだ。

虫に食われたアーモンド、爪楊枝、硬貨、日に当たってボロボロになったカラーボックスの破片。⬇️ 正直屋外レベルである(当然一部だ)。

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汚い。

とりあえず退院までにここに布団を敷けるスペースを作らねばならない。

部屋の片隅に、父が妙な棚もどきを作って押し込めていたカバンやバッグ、物品類を引っ張り出す。

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この写真は一部だが、変色したり、カビが生えたり破れたり…、そのまま押し込めていた。捨てろ!

ちょこちょこ題名付きファイルが混じるのでアップできないが、新品のクリアファイル、ノート、バインダー、大型ファイル、便箋、中途半端に新古品の文房具類も紙袋に入れて奥に突っ込んであった。

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この左奥のスペースはだいぶ片付けた後だが、この衣類をかけるスペースは魔窟だった。シャツも上着も洗わないまま落ちたりかけてあったりで二十枚以上を母に洗濯のためわたした。

新しく購入するまでもなく物はありすぎた。

本棚の整理が本当に難敵だった。

何故か何年も前の母親宛の未開封郵便物が雑に突っ込まれていたり、ブックオフで買ったらしき流行遅れの自己啓発本をはじめ本当に取り留めもなく突っ込まれている上に、本棚の奥の方とか、扉が開けにくい(父がプリンターを至近距離に置いたせいである)位置はスカスカであった。

それを詰め直し並べ直すだけで床に置いてあった本が相当に収納される。

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そうやって数日かけて掃除をしていたのだが、ときおり母が邪魔しにきた。

あちこちのスペースから、お菓子を入れていたと思しき赤いクリスマスの靴、私は出てきたそれを後でまとめて片付けようと放り出していたのだが、覗きに来た母は、それを見て

「あらっあんたこれどうしたとね?可愛い。」

と言って、私が本を並べるために開けていた本棚のスペースに、赤い靴を三足いつのまにか並べていた。

結構な力仕事だったので、手伝わなくていいから、邪魔はしないでほしい、切実に。

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高梨
投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。