👨🦳 父が入院し、老人会の助成金申請書類が見つからない3/15夕
さて私は3/15、病院に尿漏れパッドを持って行ったが、その辺のことは却って事務的なので箇条書きメモにしておきたい。
① コルセットが完成したが、領収書はその他の書類とまとめて渡したいので病院で一時預かる。(還付金は退院後、市役所に申請)
② コルセットができて、歩行器などを使い、リハビリを開始した。
③ 退院見込みについては明言しなかった。
まあ率直に言ってここまでは良い。洗い物を預かったので一旦実家に戻る。
すると母が待ち構えたように言う。
「あんたね、鈴木(仮)さんがね、向井(仮)さんから連絡があって、助成金の申請をせないかんって言うとよ!」
…誰?
…なんの話?
さっぱり分からなかったので、よくよく聞いてみると、実家のある町内の区の老人会の副会長さんが鈴木(仮)さんで、隣の区の老人会の会長さんが向井(仮)さんであった。どうやら市役所からその辺に連絡がいったらしい。
なお、鈴木(仮)さんは鈴木(仮)内科と同姓であるが別人である(ありふれた姓だからね…)。
助成金というのは、年度末の老人会の助成金の申請の話で、会長であるうちの実家に届いているはずだから(実際には翌日届いた)、入院が一ヶ月かかるなら、締め切りである4/6までに間に合わなくなるので、代理でやらなくてはならないのではないかという話なのだった。
助成金申請!
うちのボケ父がボケなのはともかく、地域の老人会の助成金がうちの父の入院のせいでおりないとか勘弁してほしい。
慌てて父に助成金申請の書類のことを電話で尋ねるが、
「それは僕が退院してからやるから。」
などと言い、オメー退院日決まってないだろうが!と思いつつ、うっかり癇癪を起こす。
「何言ってんだ、この溜め込みまくった老人会の配布物は何なん!
できんからこげんなっとっちゃろうもん!!
これもどうする気!?」
「それも僕が退院したらやるから。」
話にならないので電話を切って、(その時点で郵便が届いていると思っていた)私は、父の部屋で、老人会の助成金申請の書類と封筒を探し始めた。
その辺りで、母がかかってきた電話で何か話しているのが聞こえ、母が子機を持って父の書斎もどきに来た。
子機を突き出す母。
「私はよく分かりませんので子供に代わります。」
こらー!?
川棚さん事件再び!
説明くらいせい!
相手は副会長の鈴木さんの奥さんだった。
「あ、すみません。子の高梨です。同居してるわけじゃないんですが、老人会の書類がたまってるのを見つけたので…。」
危ない。同居だったら仕事が回ってくるのか!?
「あなた同居してるわけじゃないしねえ。
主人が申請書類を書くにも、参考になるものがないとって言っててね。」
そりゃそうだ。
「書類はいっぱいあります。
ただ年度とかがぐちゃぐちゃで結構な分量なんですが……。」
会話の末、ご主人である鈴木さんが、ご自分の用事が終わってから、書類をとりあえず取りに来て、借りることになった。
紙袋にまとめた書類はこちら(見つかった分だけだ)。
少ないと思う人は、これに入っている小さい箱がA4用だということを把握して欲しい。
これは相当の分量だが、とりあえず、その日はこれを鈴木さんに託した。
(続く)
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