🏥 父の転院・総合病院→整形外科7/29日(1/2回)
父が整形から総合病院に肺炎で転院、かと思いきや翌週すぐに整形外科に戻るようになった⬆️。
その当日、7/29。
とりあえず、不備があってはいけないので、公共交通機関で午前9時には病院に行っておく(介護タクシーに乗るため自分の車が使えないので)。
先に会計を済ませ、午前9時15分には該当の病棟まで行っておく。
と、そこへチェック柄の空の車椅子を押した男性がやってくる。
これは、と思ったので声を掛けると予想通り、介護タクシーの運転手さんだった。運転手さんと待ちで雑談していると、運転手さんにも年老いた父親がいるらしく「父親は我儘」というところでうっかり意気投合してしまう。
看護師は9時45分出発と言っていたが、予定の時間より遅れて、9時55分、父親が病棟から出てくる。
めっちゃコルセットしとるな!?
しかしちょっと思い当たる。
このコルセット、本当は1回目の退院の後、家でもしとかなくてはいけなかったのでは?
まあしかし今はそんなこと言ってる場合ではない。
連れて行こうとすると、看護師さんから
「待ってください、まだ書類と薬の引き継ぎが。」
と言われたが、介護タクシーの運転手さんが頼りになる方で、
「僕が先にお載せしておきますね」と、さっさと父を連れて行ってくださった。
ともかくも、介護タクシーさんの全面的な協力の元(本当に頼りになる方だった)、父親をタクシーに乗せ、整形外科へ向かう。
父は、表向き人当たりが良く、外面がいい。
また、病気のときに、あまり痛いなどと訴えることもなく、病状がわかりにくいことが常である。
この時も介護タクシーの運転手さんは
「段差とかでもあまり痛がらなかったんですよね。」
と首を傾げていた。
介護タクシーの運転手さんはよく気がつく方で、タクシーの中で、介護保険や障害者手帳について尋ねてくださり、うちの父はペースメーカーなので障害者手帳一級であることを伝えると、適応が受けられるかもとフルネームを尋ねてきた。
私が父のフルネームを伝えていると、それまで後ろで、何か雑談めいたことを口に出していた父が突然にそれを聞きつけてきて
「僕の名前はすめらのみことのやまとたけるのみことの○○に由来して……。」
と突然意気込んで話し始めた。
頼むから今は黙っててくれ。
整形外科へ到着して、父をタクシー会社さんの車椅子から、整形外科の車椅子に移乗させようとするが、その時にはなぜかやたら痛がった。
まあ痛みは本人にしか分からないので仕方ないが、看護師さんが言う「こちらの首に手を掛けてくださいますか」とかの指示について全般無視する。そして固定レバーはあるものの、不安定な車椅子の肘置きを全体重をかける手摺りとして掴もうとする。
人(看護師さん)の指示を聞け。
そして私は「総合病院→整形外科」のタクシー料金として三千円弱を支払ったのだが、ここで何か思い出したことがあった。
…。
この記事には書いていないが、母はこの時、
「整形外科に行く介護タクシーで八千円もかかったとよー!」
と言っていた……。
ちなみに、うちの実家は、総合病院と整形外科の中間地点にある。
つまり総合病院よりも、実家の方が整形外科に近い。
……父親の思いつきで、成り行きで説明なしに介護タクシーを呼んだため、適応されるはずの割引?も全く適応されなかっただろうことに思い当たりながら、微妙に気分が下がる。
この後は、整形外科に受け入れられる待合で1時間以上必要になる後編に続く。