💊大量のビオフェルミン錠剤を渡された件について〜なんだこれ。
うちの父はアホである。
地方都市のいい高校を出て、そこそこいい大学を出ているのだが、とりあえず人間として、心の底からアホである。
今、GOTOから帰宅して、念のため持って行っていたご家庭の常備薬(市販の胃薬、頭痛薬等)を片付けようとして、表題の写真の物件を発見したので、忘れる前に書いておく。
多分先月、2020年10月かその前の月かくらいのことだったと思う。
いつも通り、実家を訪れた私に、これ↓
を出して、父が言った。
それはもう意気揚々と、良いこと思いついた!というように。
「丁度良いとこに来た。
これをやろう。」
は??
目の前には大量の
ビオフェルミン錠剤!
大体うちの父の言うことは、信用できないことか、アホなことと相場が決まっているのだが、
なんだこれ。
「いや、ビオフェルミンとか、こんなにもらっても困るし。
だいたいこれ、市販のじゃなくて、明らかに調剤薬局でもらってきた奴やろ…。」
私は、ピンと来た、もう完全に理解した!
「お父さん、病院で処方された薬飲まんで溜め込んだやろ!」
父親は、またしても口を閉じて貝になった(都合が悪くなると黙る)。
父は、先年、胃癌で胃を全摘して、消化器系に難があるのだが、なんでもらった薬を溜め込むかな!
「いやこれ、もらっても困る。
いらんのやったら病院に言ったら?
返す。」
そう言って差し戻そうとする私に、母が一言困ったように言う。
「えー、でもまだ一杯あるんよ。
うちも困る。」
見たら、母の手元にも同じくらいの分量のビオフェルミン錠剤が!
ビオフェルミンどれだけ溜め込んだんだよ!
いらんならもらうなよ!!
しかし父は完全に目を閉じて黙秘権モードに入って答えないし、聞き入れない。
仕方ないので、渡された分は処分しようと、持って帰って常備薬置き場に放り込んで、多分そのまま忘れていた。
発見したので晒す。
病院の処方は守れ!
(終わり)
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