違いの枠を超えて繋がる
仕事を早く上がれたので、患者様が営んでるお弁当屋さんへ惣菜を買いに行った。
久しぶりに会って話をした。白内障になっていた。目が見えづらく生活に不便が生じてるという。そんな話をしている中でその方は
近くに住む小学生くらいの女の子がね、同じ白内障でね、色んな話をして友達になったのよと嬉しそうに報告してくれた。
年齢に差があってもなにかの共通点を持つ同志として、この患者様は女の子と対等に話をしてたんだなっと感じとり、なんだか感動した。
本当に世の中には色んな人がいて、全ての人と関わりたくても現実的に難しい。道ですれ違う人でさえいきなり話しかけるなんて勇気ができないのだから、世界中の人と関わるなんて現実離れした夢である。
しかも歳を重ねていくと、今まで形成してきたコミュニティ以外での出会いに消極的である。ショートステイやデイサービスで新しい出会い、刺激を楽しめる人もいるが、反対に拒絶する人もいる。対人だけでなく、物に対しても新しいものは増やしたくない!なんなら断捨離していくのだ。新しい家電は難しいからいやだわ等の声を聞く。
病により気軽な外出できず、こもりがちになり他人との関わりを持つことに腰が上がらない。新しいものも使いこなせいからいらない等、コロナだからだけでなく元々外の世界と繋がるのが億劫にらなっていく。
そんな中で年齢も立場も違う女の子と友達になったのと嬉々として話す姿はとても華やかであった。
どんな状況であろうと、自分が繋がりたいと思うかどうか。
誰かと繋がるのに、年齢、性別、立場、環境の違いは何の足枷にもならないことを感じた。
80歳超えても小学生の友達ができる
素敵な世界だ
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