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職場再建三原則について思う。
お疲れ様です。総務部総務課マモたろうです。
今回は「職場再建三原則」についてです。
哲学者であり教育者である森信三先生(1896年9月23日~1992年11月21日)の提言です。
「時を守り、場を清め、礼を正す」
この3つが「原則」だそうです。これがなぜ職場再建の三原則なのか、私なりの思いを。
時を守り
先日「マモたろうは時間に厳しいなぁ」と指摘を受けました……。
私は気心が知れたメンバー以外の会議や朝礼は定刻で開始します。
参加者が揃っていても、定刻で開始します。
指摘を受けて気づきましたが、私は「時間」に厳しいという認識ありません。「約束」したから守っているという認識でした。そのため約束してない時間にはユルユルです……。
「時を守る=約束を守る」です。約束には相手がいます。約束を破るということは相手を軽くみているに繋がり、関係が破れます。
時を守るということは、人間関係を守ることだと思います。
場を清め
個人的には職場が多少荒れていてもかまわないと思っています。学者肌の環境は周りからみたら荒れていることが多いのでは?と思っています。
その方が「真剣」に仕事に打ち込んでいる結果の荒れは気になりません。
しかし、他人の領域まで荒れを拡大させる、他人もやっているから私も良いでしょ、という荒れはとても気になり、ダメだと思います。他人を尊重しないこと、他人の悪いところを見て自身も悪くなるということは格好悪いと感じます。しかし「割れ窓効果」といわれるように職場の荒れはよくあることで、それは拡大し、無神経になります。目に見えるゴミでさえ、全員が見て見ぬふりをする状態は、もっと大きな問題を見て見ぬふりをしている可能性が高く、組織として「まずい状態」だといえます。
「まずい状態」の組織は、やはり場を清めが出発点だと思います。
※真剣に清掃することは、さまざまな改善点を見つけることという意義・効果があるそうです。
礼を正す
挨拶することは「あたりまえ」という刷り込みはとても強いです。この「あたりまえ」を相手に向け、守られないと、とても嫌な気持ちになります。怒りがこみ上げてくることもあります。
挨拶は今日の一番はじめにする可能性が高く、そこでつまずくと一日が台無しになることもあります。
仕事は、概ね人と人との営みだと思います。その営みの基礎は「挨拶」なのではないか。基礎なくして応用なし。挨拶がおざなりになっている組織でコミュニケーションをどうやって良くできるのでしょうか。
おわりに
「時を守り、場を清め、礼を正す」を私なりに解釈すると、組織の基礎の状態のことだと感じました。組織がまずい状態は、人間関係がまずい状態。その上には何も築けません。基礎がないのですから。
職場再建三原則は知っていましたが、森先生の書籍は先日読み始めたばかりです。本来の意味とは違うかもしれませんし、もっと辛辣で、もっと厳しく、もっと深い洞察だと思います。読了後にあらためて感想を投稿します。
お読みいただきありがとうございます。
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