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詩、詩のようなもの、をまとめています。
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2022年4月の記事一覧

織紡いだもの

 あなた と わたし    糸を 紡いで  あなた と わたし  糸を 交わせ  あなた …

ふみ
2年前
53

ただ 聞こえるのは

 声が 聞こえる  ささやく 声が  何を 話している?  何を 話題にしている?  誰…

ふみ
2年前
44

桜だまり

 風が吹いて 通り抜ける  そんな ささいな 風景  風が吹いて 舞い上がる  そんな …

ふみ
2年前
51

見たこともない世界をのぞんで ひと色展

 見たこともない 景色をのぞんで  見たこともない 季節をのぞんで  見たこともない 生…

ふみ
2年前
48

言葉が先か気持ちが先か

 言葉が冴える  言葉が冴えて  落ちていると わかる  言葉が すらすら   泡のよう…

ふみ
2年前
56

その美しい佇まいに ひと色展

 凛 とした 姿に    空手水の 所作も  美しさが 溢れる  やわらかな 笑み  たお…

ふみ
2年前
76

実際にどれだけの人が

 どれだけの人に 届いているのだろう  どれだけの人が 受け取っているのだろう  どれだけ どれだけ  伝わる こと  届いた こと    それは はたして なにか あるのか  なにも ないのでは  そんな ことを 感じて しまう  声が 聞こえますか  心に 聞こえますか  想いは 見えますか  言葉は 届きますか  なにが なにか なにも なにも  はじめから なかったのかも  しれない   はじめから 伝わらないのかも  しれない  それを 知っ

いらない

 いらない  ということを、切に感じる。    自分など、ここにいても仕方ない。  そんな…

ふみ
2年前
43

呼吸する

 息をする  ただそれだけのことが  これほどまでに 生きている という  実感を感じさ…

ふみ
2年前
51

こころ いのち わたし

 ゆれる ゆれる いのち  あかり ともり はてる  そんな よわい もろい  ものに …

ふみ
2年前
60

まだ見ぬあなたへ 捧げる詩

 闇夜に踊る 艶やかな詩  その声色は どんな響きを 聞かせるか  静かに 静やかに 厳…

ふみ
2年前
62

誰かのために 天気は移ろう

 雨 移ろい 心  静 すぎる 夢  音 消えぬ 空  遥 彼方の 風  閉じこめられる…

ふみ
2年前
53

春の空とはかくも儚き色を灯す

 はっきりとはしない  すっきりとはしない  この風の心地よさとは 別に  判別し難い …

ふみ
2年前
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