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千文小説 その1167:Final Answer?
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
iPadは、最も古いものを。
MacBookは、新しい方を。
iPhoneは、初代と、今代を。
iPodは、永劫一台。
それぞれ、選んで、ついに、勢揃い。
炬燵の上の電子機器集団、カメラレオン、メンバー確定です。
ぴーぷす、ぴーぷす。
ぽわ。ぽわ。
iPhone7、iPhone 14 Pro。
無印の第五世代のiPad。
13インチのMacBook Pro。
第六世代のiPod touch。
今後、導入される機体は、全て、彼らに準ずる。
iPodは、残念ながら、二度と買えない。
iPadは、…どうしようかな。
無印の第五世代が、完全に、電源が入らなくなったら、それで、おしまいにするつもりだが。
第五世代が、自ら、後継機を望んでいるかのような状況が訪れたら、その際は、買います。
限りなく、低い確率でも、iPodほど、ゼロではない。
一縷の望みだけは、大事に、温めたい。
ぴーぷす、ぴーぷす。
ぽわ。ぽわ。
iPhoneは、Proの256GB、もしくは、SEの最小容量。
間をとるな、が、教訓でした。
苦もなく買えるなら、Proを。
資金が厳しいなら、SEを。
選択肢があって、ありがたい。
MacBookは?
Proシリーズで、固定ということ?
…そこだよ。
iPodとiPadは、常に、一台ずつが、使いやすい。
iPhoneは、常に、複数台あると、安心する。
MacBookは、…多分、今代を、僕は、使い切れない。
よほどのむちゃをしないと、バッテリーの限界は、来なそうだし、OSの期限も、まだまだ長い。
終わりが見えないので、買い替えもできない。
ずっと、付き合っていくの?
どこまで?
ぴーぷす、ぴーぷす。
ぽわ。ぽわ。
13インチ、スペースグレイ、256GB、を取るのか。
Proシリーズ、最小構成単位、を取るのか。
今代の、どちらの要素を重んじるかによって、次代は、変わり、新規導入の時期も、違ってくる。
前者であれば、理論上、いつでも、購入が可能なので、今代を、いつまでも。
後者であれば、OSの期限が来次第、直接転送によって、引き継いで、先代は、リセット。
色とスペックを揃えたいのであれば、iPhone方式。
シリーズを決めたいのであれば、iPad&iPod方式。
…MacBook方式、というのは、ないのか。
iOS搭載機器たちとは一線を画す、世界最高峰のノートパソコンの威信をかけて、第三の道を、探るべきなのでは。
意外にも、MacBookには、抽象的思考が、適用できない。
パソコンとは、ものすごく、リアルな存在なのです。
あくまでも、このMacBook、を基準にしないと、先へ進めない。
どうなの?
このMacBookと、僕は、うまくやれているの?
ぴーぷす、ぴーぷす。
ぽわ。ぽわ。
温かい炬燵の中、爆睡を繰り広げる愛猫に、時折、布団の裾をはたいて、換気の風を送りつつ。
小さな天板の上、静かに横たわる、薄灰色の直方体を見やって、ため息をつきます。
先代のAirに、僕は、USBメモリ保存の、懸賞小説の原稿をたくさん書く夢を、託しました。
いつの間にか、現実に押されて、インターネットライターに。
夢が潰えるとともに、先代に、別れを告げて、今代を、迎えたものの。
諸々、先代を引きずっていて、今代に、どんな夢を託せばいいのか、よく見極めていなかった。
おそらく、もう二度と、色付きのAirは、買わない。
また、Proにせよ、Airにせよ、シルバーも、なし。
じゃあ、次代は、Airのスペースグレイかミッドナイト、もしくは、Proのスペースブラック、ということになるね。
そうだね。
一色、選択肢が増えました。
それで、いいのでは?
おおよそ、その三台の中から、その時々に、懐具合に合った機体を、吟味して選定する、ということで。
どうしても、お金が足りなければ、Apple社公認の中古、認定整備品も、視野に入れて。
もちろん、型落ちも、OKで。
でも、それでも、次代の導入時期は、決まらないよ?
むしろ、いつでも買い替えられる、みたいになって、危険なのでは?
ぴーぷす、ぴーぷす。
ぽわ。ぽわ。
いつでも買い替えられると思って、ずるずる使うのが、いいのでは。
頭で割り切って、はい、ここまで、とはいかない、それが、MacBook。
あらゆる条件を撤廃し、あくまでも、どこまでも、現実・現在・物体に忠実に。
この心身さえ、このMacBookを良しとするのなら、いつまでも、付き合うぜ。
自然と、両手が、蓋に伸びます。
ぱこんと開けて、パスワードを入れて、立ち上げて。
いつものように、Safariをタップし、noteにアクセス。
どうやら、それが、答えのようです。それでは、また。