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息子に豪速球を投げ込む遊び。

最近、はまっている遊びがある。

家の目の前がグラウンドなので、たまに息子たちとキャッチボールをしに行く。そこでキャッチボールをしたり、息子たちが壁に向かってピッチャーの練習をしたりする。

息子たちが投げるフォームを私が撮影して、息子たちがそれをコマ送りで見ながら「少し腕が下がっているな」とか「体が流れているな」などと分析をする。なかなか良い時間だ。

まぁ時間にして三十分程度だが、帰り際に私は、お兄ちゃんにお願いして、キャッチャーをしてもらう。

私は、まったくの素人。息子たちとのキャッチボールもギリギリぐらいのレベル。

そんな私は

「この一人を抑えれば、優勝だよ!」

などと叫びながらマウンドに上がる。「最後のバッターを迎えるピッチャー」という設定。妄想の中では甲子園の決勝。

私は振りかぶって、キャッチャー目掛けて、おもいっきり投げる。

バシン!!!

息子は、捕るときに、バシンってわざとミットを鳴らしてくれる。

「ストーライク!!!」

多少外れても、息子は、「ストライク!」って叫んでくれる。

「いい球…」なんてつぶやいてくれたりする。お父ちゃんは上機嫌。お兄ちゃんも大変だ。

気を良くして、またおもいっきり投げる。

バシン!!!

「ストーライク!!!」

「ツーストライクー!追い込んだよー」次男も叫んでくれる。

そして、もう一球。

バシン!!!

「ストーライク!バッターアウト!ゲームセット!」

「やったぁー」息子たちが、マウンドの私の元に走ってきて、抱き合って喜ぶ

という遊び。

いつまで付き合ってくれるかなぁ🤔

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なさじ
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