退職願を受け取っても心はあまり動かず、口や手はよく動く。そして気温は上がる。
先週は、暴風雪で交通機関がストップし、何とか出勤できた人たちだけで業務をこなす日々が続いた。
そんな中、突然申し出された退職願。
ビックリした。
ビックリしながらも、何をすべきか頭は勝手に回転し、関係各所への報告やら交代要員の手配やら、金曜日までにある程度片付けることができた。退職を申し出た本人には「いや、ほんと。残念」なんて、たまに声をかけるものの、どんどんコトが運んでいく様は、ドライというか、無情というか、何となく冷酷にも見えたかもしれない。
土日は、仕事のことはあまり考えないように過ごした。
昨日から一気に気温が上がり、どんどん雪が解けている。庭の中も少しずつアスファルトが見える部分が現れてきたので、雪山を崩しては、その雪を、そのアスファルトの部分に投げ入れていった。少し時間が経つと、そのアスファルトの雪はすぐに無くなるので、また投げ入れて、また投げ入れて、その繰り返し。楽しい時間だった。夢中になって、時間を忘れ、日頃の運動不足も忘れ、終わるたびに腕と腰に痛みを感じた。
でも、とても爽快な気分。
明日は月末。また忙しい一週間になりそうだ。
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