仏壇のホコリを取りながら想う。

午前中は大掃除。

いや～スッキリしました。

スッキリ！

４月に母が亡くなり、その後仏壇を買い換えました。新しい仏壇。祖父も祖母も父も母も、そこからこちらを見ているのでしょうね。ま、父の目線は新聞かもしれないし、母の目線は煮物の入った鍋の中のようにも思いますが。

それまで、あまり仏壇のことなど考えてもいなかったし、仏や神を特別に感じたりはしていませんが、そこに親や親の親がいるんだな、というのは、今日みたいに念入りにホコリを取って、きれいになったときの、この心の清々しさと、温かさがそれを表しているように感じます。

その辺の棚をきれいにしたのとは、まったく違いますから。ちゃんと私自身の思い入れが、この中に詰まったのだな、と実感します。

さて、12月29日になりました。

昨年は入院中でしたが、この日から一時帰宅をしたようです。「したようです」と書きつつも、しっかり覚えています。左腕は上がらず、仕事復帰の目処も立たず。帰宅の喜びは周りに表すものの、珍しく、少し不安な気持ちを携えながら我が家に戻った記憶があります。

今は、こうして左腕も治り、仕事もバリバリ出来ていて、明日は仕事納め。すべて払拭できて、今、それをこうして書いています。感慨深いものです。

さて、息子たちが自分の部屋を掃除しているので、手伝ってこようかな。