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妻は「言えばわかる」の威力を信じている。
「もっと練習してほしい」とか「もっと勉強してほしい」って、子どもに対して思うときは有る。
でも、「もっと練習してほしい!」とか「もっと勉強してほしい!」って、相手に対して言う言葉の量を増やしたところで、もっと練習したり、もっと勉強したりするわけではない。いや、言うことを聞いて、やることは有るかもしれないけれど、個人的には、親が言ってすんなり自分を曲げて、従うような子どもだと、人からの指示ありきで生きてしまうのではないか、とちょっと心配になるし、味気なく感じてしまう。ちょっと極端かな。でも、自分なら言われたら言われただけやる気を無くすから。
そんなことを妻に話すことがある。
妻は、冒頭に書いたような、相手へ言う量を増やしたり、ちょっと大きめに言ったり、強めに言ったりすることで、実行を促そうとするのだけど、なかなか上手くいかなくて、そんなときに私は妻に話す。
きっと妻もわかっている。
でも、わかっていても、妻は息子たちに言い続ける。
いや、本当は、わかっていないのかもしれない。
「言えばわかる」の威力を信じているのかもしれない。
昨日、次男の練習試合があった。今シーズン二試合目。初戦はまるで良いところ無く敗戦。二試合目に期待したが、ポテンヒットを一つ打っただけで、昨年まで大勝していた相手だったが引き分けに持ち込むのが精一杯だった。
帰り道、妻はこう言った。
「努力が足りないんだと思う。もっと努力してほしい。」
ま、気持ちはわかる。けど、やはり息子本人から意欲が湧き上がってこなければ、真の努力は生まれない。どうやったら自分が努力に夢中になるか、を彼自身が気づいて、習慣にしないと、なかなかね。
今日も息子と朝練をやった。去年までは起きられない朝が多かったが、今シーズンはしっかり起きる。間違いなく去年とは違う。ちょっとずつ湧き上がってきているのだと思う。
妻と二人で、邪魔をしないように、温かく見守ったり、拍手しながらね。協力しながら、子どもの成長をフォローしていきたいと思っている。
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