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我が家の少年野球、これにて終了。

年末から毎日投稿を続けていましたが、「札幌ドーム」の余韻にひたり、投稿しないまま三日が過ぎてしまいました。

金曜日、ついに、小6次男が札幌ドームで試合を行いました。

少年野球チームの卒団式は先月終えたものの、急きょ用意されたスペシャルマッチ。

場所は、夢の舞台、札幌ドーム。

電光掲示板に映し出されるみんなの名前。息子の名前。

そして、ドームに響き渡るアナウンス。

行く前は「絶対涙が吹き出す」と想像していましたが、その場になってみると、楽しくて、大興奮で、涙は出てきませんでした。


***
 

到着しました。

札幌ドーム。

プロ野球観戦のときにしか踏み入れたことの無い場所。

さぁ、ついに入場。

グラウンドの中にも、観客席にも「私たちしかいない」という異様な状況。

夢の中にいるようでした。

ずーっとふわふわしていました。

ドームに響き渡るアナウンス。

感動。

息子の名前が呼ばれました。すかさずスマホで録画。(写真、動画の撮影も忙しい) 

「三番  ピッチャー  ○○君  背番号 1」

電光掲示板に映し出されるみんなの名前。息子の名前。

感動。

願った通りのオーダー。いつも通りのオーダー。

親たちは、札幌ドームの三塁側ベンチの真上に陣取り、体を乗り出して応援します。

〈一回表〉

まずは、こちらの攻撃から。

みんな、硬くて、ガチガチ。

あっさり三人で終了。

息子も空振り三振。あらら。

〈一回裏〉

さぁ、ピッチャーとして、札幌ドームのマウンドに上がる息子。夢のようです。やはり、緊張からかコントロールが定まらず、先頭をフォアボールで歩かせます。が、その後は、内野ゴロ、内野ゴロ、外野フライ、と無失点で切り抜けました。(ふーっ)

0-0

〈二回表〉

我がチームが、連打で二点を先制。ヨシッ。

2-0

〈二回裏〉

点を取ってもらって、息子は落ち着いたようでした。のびのびとしたピッチング。三振。ピッチャーゴロ。三振。三者凡退で抑え、無失点。ヨシッ!

〈三回表〉

ツーアウト、ランナー三塁。

息子に、二回目の打席が回ってきました。


スリーボール、ツーストライク。

フルカウントから

ドカーーーーーーン!!!


セカンドの頭を越えてボールは右中間へ!

「走れ!」

「走れ!」

「行けーーー!」

「行けーーー!」

親たちは大興奮。


息子は、激走の末、

ホームまで帰ってきました!


ランニングホームラン

4-0

〈三回裏〉

気をよくした息子は、テンポの良いピッチングで、またも三人で切って取り、無失点。
4-0

〈四回表〉

さらに一点追加。
5-0

〈四回裏〉

「ノーヒットノーランやっちゃうんじゃないの??」

親たちが騒ぎ始めます。

「ほらほら!そういうこと言うと打たれるから」


打たれました。センター前ヒット。

しかし、後続を断ち、なんとか、無失点。 ヨシッ。

 

〈五回表〉

制限時間となり、この回が最終回。

息子に打席は回ってきましたが、フォアボール。四番のタイムリーでさらに追加点。

6-0

〈五回裏〉

ピッチャー交代。マウンドには5年生。新シーズンのエースが上がりました。5年生にとっても、この経験は今シーズンに良い影響を与えることでしょう。

息子はセンターへ。

5年生ピッチャーは、コントロールが定まらず、フォアボールやワイルドピッチで塁を進ませたものの、守備にも助けられ。無失点で終えました。
 

ゲームセット。

6-0。快勝。


最後の試合は、「無失点ピッチング」と「ホームラン」という大満足の結果で終わりました。

***


ついに、終わってしまいました。

息子の少年野球。

我が家の少年野球。

応援に行けば、必ず試合に出て、必ずいい場面が見られる、という少年野球でした。そんな体験は、しばらくお預けですね。いや、もう無いかもしれません。中学生になれば、まずは体づくりから。レベルは格段に上がりますし、部員の数は増えます。試合出場の機会は一気に減るでしょう。親がべったり帯同して、お世話をするようなことも無くなります。寂しいけれど、子どもの成長を少し後ろから見守ることになるかなと思います。(とは言え、行っちゃうような気はしますけどね)

また、いつか、この札幌ドームで、息子たちの雄姿が見られることをひそかに願っています。
 

息子の少年野球は、これにて終了 です。

応援ありがとうございました。

次のステージもお楽しみに。

いつも読んでいただきありがとうございます。