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僕なりのウクライナ問題との関わり方。答えはまだない。

こんにちはNARUです。

ウクライナに来て5日目、僕なりになるべくたくさんの人と会ったり、現地に入り込んでいる日本人から話を聞いたりすることで、渡航前と渡航後で僕が持っていた印象には雲泥の差ができました。

戦争に対する価値観や、現地の様子、僕が彼らに対してできることなど、本当に少しずつですが自分の中で形が見えてきたように思います。

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開戦当初、僕が持っていた貯金の半分ほどを勢いで募金しました。後々振り返ると何に使われたのかもわからないし、誰かの懐に入っただけなのかもしれない。有効な用途に使われていればいいのだけど。

ジョージアに初渡航して、仕事もない状態で、割とクレイジーな行動だったと思います。戦争を身近に感じて少し冷静さを欠いていたのかもしれません。

僕が汗水垂らして、時間を使って得たお金には変わりないので、募金だろうとなんだろうと使用用途がはっきりしてないと自分の中で釈然としないなぁとこの経験を通して学びました。

だったら現地に行って、今後僕の時間やお金を本質的に有効に使うための判断材料を手に入れようと思ったんです。

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前の記事「ボランティアという名の。。。」でも書きましたが、ウクライナでのボランティア活動は一部社会科見学化してしまっている現状があります。

もちろん、本質的に現地に役立っている団体や活動はたっくさんありますが、一方でボランティアや募金をバブルと捉えてしめしめと笑っている人がいることも事実です。

これを避けるためには直接、リアルな活動に関与するか、情報を得て募金等の使用用途を明確にすること。

僕た滞在しているリビウは東側に位置していて、戦地からはかなり離れています。

戦場近くに行くと、おそらく大半の人が想像しているようなボランティア活動が多く存在しています。自分もそちらに出向いて何かすることも考えましたが、断念しました。

普通に考えて自分に何かあったらと考えるとめちゃくちゃ怖いですし。
恋人や家族、友人に心配をかけていることが嫌というほどわかったからです。

生きている限り人はいつ死ぬかわからないですが、少しでも確率が低い選択をすることは当然ですよね。人によってリスクの許容度は様々で、今回この選択が僕にとっての線引きになりました。

今回の短期渡航で僕にできることは、現地でお金を落とすこと、寿司イベントを行って現地の人に喜んでもらう、利益は信用できる人に託す。こんなもんです。

これっきりにするつもりはないので、色々と情報収集をした上で今後の動きについても考えていこうと思います。ではまた🙌

【今日の1曲】
たまたま開催されていたチャリティー音楽フェスで初めて知った、いけてるウクライナバンドです。





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