ポッケからするめいか53
新年あけましておめでとうございます。
昨年のお正月から始めた『ポッケからすめいか』も
ちょうど1年が経ちました。
ほそぼそですが、
まず1年続けて来れたことをありがたくうれしく思っております。
こんな私がこうして続けてこれたことを、
自分で自分を褒めてやりたいと思いますw
まだまだ皆さんに読んでいただきたいしょうさんとミキさんのお話がたくさんあります。
週1ですが、
読んだ方の心が少しでもほっこりしてもらえたら…少しでもしょうさんとミキさんのことを知っていただけたら…
今後も2人のことを書いていきたいと思います。
と言いながら、ダッシュボードを見ればどれだけの人が読んでくれてどれだけの人がいいねしてくれているかは一目瞭然なので…w
だから今年は昨年よりもたくさんの方に知っていただけるよう精進してまいります。
どうぞよろしくお願いします。
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毎年年末になるとしょうさんとミキさんは市場へ買い出しに行きます。
しょうさん家の近所には卸市場があり、新鮮な魚介や正月に使うお飾りなどを大量に購入します。
数年前までは車を1時間走らせ大洗の卸市場まで買い物に行っていましたが、
行くだけで疲れてしまうので、
最近では近所の卸市場へ行くようになりました。
毎年大晦日の2日ほど前の日の早朝、5時過ぎに家を出ます。
だいたい買うのは、
酢蛸、マグロ、イカ←しょうさんの好物。
他にいくらやウニ、えび、伊達巻、卵焼き、、、
しょうさん家ではお節料理は作りませんが、
家族の好きな魚介類をしこたま買ってきます。
加工品などは多少は日持ちしますが、
生物はそうもいかないのですぐ冷凍にします。
そして年始になると娘や息子さん家族も帰ってくるので、
だいたい手巻き寿司を食べたりします。
しめ縄や締め飾り、輪飾り、鏡餅。
最近では家も少なくなってきてるかもしれませんが、
しょうさん家はトイレや台所、洗面所、お風呂、
外にある倉庫や水場にも輪飾りを飾ります。
もちろん神棚や床の間、お仏壇もお正月仕様に。
数年前までは、
車にも小さなしめ飾りを付けていました。
(最近では街でも全く見かけなくなりましたね。)
そして深夜0時を回り元旦になると、
しょうさんは、
神棚にお酒をあげます。
ミキさんは元旦の朝は雑煮作りから始めます。
神棚、お仏壇、床の間にもお雑煮をお供えしますが、
床の間のお雑煮はミキさんがお供えすると室内で飼っている柴犬が、
秒でたいらげてしまいます。
まあ、食べるなという方が酷でしょう。
だいたい三ヶ日は、
作ったご馳走を神様にお供えし続け、
床の間だけは柴犬が、
秒でたいらげ続けます。
いたちごっこも続くのは3日だけで、
1年経ってまた次の正月が来るとそのことをすっかり忘れてしまい、
また柴犬がたいらげた途端に、
あっ去年もそうだった!
とみんな思い出すのです。
こうした正月をまた迎えられたことが、
実は幸せなのだとしょうさんたちは思うのです。