自分なりにストレスなく暮らす方法を考える。


 今日は比較的ストレスなく過ごせた日だった。仕事もはかどったし早めに帰ることができた。
 他人に何かを強制されることが少ない日だった。言い方を変えれば、自発性のある1日だった。
 ストレスの1番の原因は「自発性を削がれること」だと個人的には思う。
 早く帰りたいのに仕事が終わらない時は帰りたいのに帰れないことがストレスであり、お金がない時は、ほしいものが手に入らず、やりたいことができないことがストレスである。例を出してみるとそりゃそうだろということではあるが、共通するのは意志とは裏腹にというところなのかと思う。
 締切直前というほどではないけどこの仕事終わった方がすっきりするという自分の意志で残業する時には正直ストレスはそこまでではない(そんな時私はめったにないけど)。
 また、自分で節約しようと思ってお金を使わないのはわりとストレスを感じないと思う(これも私はあまりない。でも他の人はそうなんでしょ?)
 要はそこに自発性があるか、または他者から強制されていないかということだ。
 話は大分逸れるが、新入社員が日々のルーティンワークに飽き飽きして「もっとクリエイティブな仕事がしたい」と愚痴を言ったりあるいは転職してしまう...みたいなことが本当にあるかはわからないがドラマや漫画などのベタなイメージとしてはある。
 ここでいうクリエイティブとは、創造的であることと多少ニュアンスが異なるのだと思う。
 本当に創造的なことをやりたいのであれば芸術家や物作りの仕事をすればいい。もしくは自分で会社を興して新しい事業を立ち上げるというのも創造的だ。
 しかし多分新入社員が言っているクリエイティブな仕事とはそういうものではなく、「自分の意志が反映される仕事」ということではないか。
 共感性羞恥が強めなので辛いがつまりはこういうことではないか。

 新入社員ではあるが、新事業の打ち合わせに参加することになる。そこには日頃なかなか接する機会のない部長も参加している。打ち合わせはA案とB案での話し合いであるが、みんながA案を推す中、新入社員だけがB案を推す。課長が口を慎むよう注意する中、部長が「まあ聞いてみようじゃないか。」と課長を制し、新入社員の考えを聞く。
 新入社員は大学で学んだ知識やバイト経験からいかにB案が優れているかを説明する。
 次第に新入社員の説明に参加者たちが引き込まれていく。
 「どうやら決まったみたいだね。」という部長の言葉でB案に決定する。

...みたいな(うわぁ)。

 つまりは、①他の人にはない力を発揮して、②周りから評価されることが新入社員の求めるクリエイティブということなのだと思う。
 実際には①他の人が普通にやっていることに自分だけついていけず、②周りから慰められるというのが少なくとも私の新入社員時代である。
 そして②はともかく①は自発性であろう。

 なるべく自分の考えが生活に反映されているとウキウキできるし、逆に他人に何かを強制されると消耗してしまうということだ。
 
 そしていつもより早く仕事から帰ってきて珍しく文章を「自発的に」書いてみたので少しテンションが上がりましたが、夜が遅くなるにつれ寝たいのに書き終わらないということで自発性が削がれています。なのでおやすみなさい。

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